感性をビジネスに応用する
- 2007年10月 1日 04:58
- 松岡 雄司
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【技術の前に人ありき】
私の持説に「技術の前に人ありき」というものがある。「人」とは「感性」とも言い換えることができる。いくら論理的に構築されたノウハウや技術であっても、実践(ビジネス)の前では何の役にも立たないことが往々にしてあるのだ。逆に技術をアイディアにコンバートすることができれば、その先に「ヒットする絵」が見えてくる。ビル・ゲイツが成功した所由は、彼が優れた技術者であったこと以上に、その技術をビジネスにコンバートできる秀でた能力を持っていたことにあるのだ。
【感性をビジネスに応用する】
私は、クリエイター畑出身ということもあり特に「感性」や「感覚」を大事にする傾向にある。ただこの「感性」は当てずっぽうや勘などとは違う。そこが重要だ。それは取りも直さず、データや根拠をしっかりと抽出して「最終決断」を容易にさせる「感覚」のことである。
(1)情報社会においては取捨選択こそ成否を分ける
(2)先手を打つことがビジネスを成功に導く
(1)ビジネスに限った話ではないかもしれないが、膨大な情報の中から「正解」を導き出すのは並大抵のことではない。正解が分かっているならば誰も苦労はしないだろう。自社の商品が売れてゆく過程では、いくつもの選択肢(方法)が存在し、その中からもっとも確率の高いものを選別してゆかなければならない。そこで重要になるのは、選別を容易にさせる「感性」だ。それは経験の中で培われる「良質な情報」であり、常に蓄積してゆくものである。膨大な情報から、正しい情報を見極めるために日々アンテナを張っておく必要があるのだ。
(2)先手を打つことの重要性は、すべからく多くの経営者が理解しているところ。ではなぜ先手を打つことができないのか。成功するイメージ(感性)より、失敗するイメージ(理屈)が大きくなるからである。「ターゲット層と共感できるイメージ」をより多く持つことができるか、そしてそれを実行することができるか。例えば、これは恋愛などにも同じことが言える。2人の気持ちがシンクロした瞬間が最も上手くゆくタイミングである。少しでもタイミングがズレてしまえば、一気にバランスが崩れてしまう。人が関わる以上、ビジネスも人間心理の応用だと言えるのである。成功するタイミングを見極め、すぐに実行に移せるかどうか、だ。
メールマーケティングやWebにおける情報発信は、紙媒体や他のマスに比べて、軌道修正やスピードという面で非常に優れている。長期的な「感性」の実践場として、その利用価値はとりわけ高い。
それでは、また次回。
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松岡雄司






