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読書の秋、ビジネス書・自己啓発本ハンティングのススメ ~圧縮された情報を解凍後、インストールさせるイメージで読み漁る~

その程度の本だと気づいたら、ただちにその本を投げ捨てなさい。時間ほど貴重なものはないからである。

/『読書について』(ショーペンハウエル著)

 今日でシルバーウィークも最終日となりました。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。もちろんサービス業に従事される方などは、「みんなが遊んでるときが書き入れ時だ!」という方がほとんどかと思います。最終日前日の昨日も、テレビでは帰省のUターンや行楽の帰りなどで大渋滞した高速道路を映しては、「1000円高速」の影響を説明していました。

 そして連休の終わりとともに、23日は秋分の日ということで、これから日が短くなっていきますね。皆さんは、秋と言えば何を連想しますか?昔からよく言われている言葉で、「読書の秋」、「芸術の秋」、「スポーツの秋」、「食欲の秋」、「収穫の秋」などいろいろ修飾されて言われていますが、今回はこの中から「読書の秋」に着目してみたいと思います。昨今改めてブームとなっているビジネス書や自己啓発本に対して、学生時代までは文学小説かエッセイしか読まなかった私のビジネス書に関する考え方をお伝えしたいと思います。

 

 私が普段書いているこのコラムでは、今回も例に漏れずではありますが、一話ごとに最低一冊、自分がかつて読んだ本から一部引用してご紹介しています。いわゆる会社から持ち回りで任されるビジネスブログの類とは差別化させて、「Webコンサルタント」のコラムとして何か特徴を持たせられないものかと思って始めたことが動機ですが、常に読書をしていないといつかネタが切れるという強迫観念に襲われることにならないだろうか!?と気が付いたのは、つい最近のことであったりします(汗)。

 ――とは言っても、私がそれほど心配していないのは、2004年刊行の『バカの壁』(養老孟司著)以降か、2005年に『国家の品格』(藤原正彦著)、2006年には『Web進化論』(梅田望夫著)、2007年は『女性の品格』(坂東眞理子著)、2008年は『悩む力』(姜尚中著)、2009年だと『断る力』(勝間和代著)などでしょうか、読者層はビジネスマンを越えて拡がり、もう数年続いている「新書ブーム」、またはここ数年来続いているビジネス書・ハウツー本・自己啓発本のブームがあるからです。

 中には、これら多くの本から自分に合った本をどのように選び、どのように読み、どのように実践に活かすかといった指南書のようなものまでが売れているようですが、これほど元ネタが多いのであれば、しばらくネタに尽きる心配もないな、と楽観的に考えていたりします。

 

 それでは以降、多くの書名を引き合いに出していきますので、実際にビジネス書が多数並んでいる書店を想像してみて下さい。

 

 昨今、『「1秒!」で財務諸表を読む方法』の著者である小宮一慶氏は、「ビジネスマンのための養成講座」シリーズで、「発見力」、「数字力」、「解決力」に続いて「読書力」――『ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流頭をよくする読書法』を書かれ、他にも『情報は1冊のノートにまとめなさい』、『読書は1冊のノートにまとめなさい』の著者である奥野宣之氏は『だから、新書を読みなさい』という書籍を出されています。 

 それにしても、巷ではこれほど「活字離れ」、「読書離れ」と言われているのに、この新刊点数の多さは何を示しているのでしょうか。昨今の出版不況において常に新刊書籍を発行し続けていないと経営が苦しくなるという業界特有の構造(cf.9月7日、ゴマブックス株式会社、民事再生法の適用申請)か、大不況やリーマン・ショックなどの影響で就職難や派遣切りに発展した風潮の中で、自ら(または自社)に直面する問題として危機感を持って捉える方が増えられたのか、出版流通については素人ですので私は詳しくは分かりませんが、「もう人任せではいられない!」という社会心理的要因に端を発する現象でしょうか。いずれにせよ複合的な要因が絡んでいそうですね。

 

 さらに、このブームを煽っている要素の中に、「インフルエンサー(影響力を及ぼす人)」の存在があると思っています。ここ数年のビジネス書・自己啓発本関連で、そうした「インフルエンサー」にあたる人と言えば、神田昌典氏、本田直之氏、勝間和代氏といった面々を連想します。なかでも「読者への影響」といった点では、直近でメディア露出の多い、勝間和代氏について特筆したいと思います。 

 勝間和代氏の輝かしいキャリアについては割愛しますが、2007年以降上梓された数多くの著書の中に、『読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』(勝間和代著)というものがあります。その中で「本を読むことは著者の体験を、読者が疑似体験すること」と書いています。基本的には「読み手」より成功している「書き手」が、成功までの辛く長い道のりを、あれだけの文章量にまとめているのですから、それを手軽に手中に収められる感覚は非常にメリットを感じます。また、本田直之氏は、『レバレッジ・リーディング』において読書は「投資」であると表現されていますが、自伝やビジネスのサクセスストーリー系の本であれば確かにこれも言い得て妙であると思いました。ビジネス書を読むときのスタンスというか、読み方にもいろいろあるのだなと、このように体系化して考える方々の著作を読んで私も参考にしようと思いました。

 他にもフォトリーディングが良いとか、ひろい読みでも十分知識を得ることができる、多読するべきだと、いろいろ言われています。先の『読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』の中でも紹介されている『本を読む本』(M.J. アドラー/C.V. ドーレン著)では「積極的読書」を勧めていますし、『知的生産の技術』(梅棹忠夫著)では、「はじめからおわりまでよむ」のが良いと説かれています。

 

 要は「本の読み方」というのは、読者によって、また対象となる本や読む目的によっても変わってくるということでしょう。往年の名作小説を、まさかあらすじだけ読んで満足だという人はいないでしょう。批評家が作品をひろい読みして、この本はここが良いとか悪いとか言及するのはちょっと難しいと思います。ビジネス書についても同じで、スタンスを養いたいときにスキル重視のハウツー本を読んでも身に付きませんし、その逆も然りです。 

 先の、成功者の代名詞的存在である勝間和代氏の一連の考え方に対しても、「<勝間和代>を目指さない。」と相対峙する考え方を展開される方もいます(cf.『しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』/香山リカ著)。両者の考え方を知れば、確かに双方の考え方があるなと、例のアサーティブな発想が頭に浮かんできます。ただ唯一確かなこととしては、以下の書評を書かれている方が記事のタイトルにもされていますが、本に対して自身の問題を解決してもらおうとしていてはダメだということですね。同じ努力をしても同じ生き方ができるという保障はないわけですし。

cf.勝間和代も香山リカも、助けちゃくれない? 『しがみつかない生き方』 香山 リカ著(評:朝山 実)|日経ビジネスオンライン

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090917/205019/

 

 そう考えてゆくと、読書というのは結局、読んで何かを得るのも挫折を味わうのもすべては読み手の体験であって、読む本によって同じ効果が等しく万人に行き渡ることはないということなのかもしれません。

 最近、書店では「読書の秋」に因んで、平台に置く本や雑誌の種類で特色を打ち出されています。私の場合は、ビジネス街、とりわけ、IT関連企業や広告代理店の集積地には、そうした読者層に向けて書店側でセレクトした関連書籍や雑誌が多く並んでいるので、近所の書店に行かずにわざわざそうした書店まで赴くこともあります。

 私はこのような業界にもいますし、購入予定の「書籍名」が分かっている場合などは、Amazonのようなネットサービスは便利なのでよく利用します。ですが、それでもリアルタイムなトレンドや温度感、分類や特集(書棚の編集方針等)、店員さんの書くPOPなどの切り口から見つけ当てることができる本との邂逅に期待して、実際に書店に赴いてしまうのです。

cf.【なぜ本は売れないのか】(上・中・下)着いたその日に返本(MSN産経ニュース,2009年9月20日)

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090920/bks0909200759000-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090922/bks0909220917001-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090922/bks0909220925002-n1.htm

 ただ、上記の記事を見る限りでは、新書をはじめとした新刊本の点数は日次で約200点以上が刊行されているそうです。この中から自分に合った本を探し出すのは至難の業と言えるでしょう。もはや新刊点数でさえ、インターネットの情報量に負けず劣らず玉石混交に大量に並んでいますし、書店に行った際には偶然在庫がなく比較できない状況である中から選んでしまうかもしれません。「他者のレビューを頼りに……」等、本選びの段階からつまづく要素があって、自分に合った本探しも楽ではありません。

 雑誌で言えば、「THE 21(2009年10月号)」で、「一流の読書術 VS. 二流の読書術 仕事ができる人の「本の賢い選び方&読み方&活かし方」」といった特集が組まれたりしています。「週刊ダイヤモンド 2009年9月26日号」の第二特集では、「秋の夜長は「じっくり読書」 "ビジネス・人生に役立つ本"ベスト100」が組まれ、知識人推薦の図書が紹介されています。その中で松岡正剛氏のコメントがあったのですが、「自分が尊敬する上司や友人など身近な人の薦めや、好きな著者や偉人や芸術家などが読んだ本を読んでみたらどうですか」と書いておられました。

 

 これは一理あると思いました。ビジネス書や自己啓発本を購入するビジネスパーソンの心理を想像しますと、「知りたい」「解決したい」といった知的欲求や、「ああいう人のような生き方をしたい」「こんな行動を取ってみたい」といった社会的欲求等から手に取ろうとすると思いますので、そもそも推薦者が信頼されている必要はあるものの「ハロー効果」(cf.「ハロー効果 - Wikipedia)も手伝って、すんなりと受け入れられるような気がしました。 

 それから、読んだ本の知識を何かのシーンで活用したいと考えるビジネスパーソンの方も多いと思います。勝間和代氏なども勧めておられますが、せっかくインターネット全盛の時代なのですから、こうしたコラムやビジネスブログを立ち上げて、世の中に自身の考え方や文章を公開、つまりアウトプットを続けるのもアンダーラインを引きながら読むのと同様に読書の理解を助けるでしょうし、そこからさらに深く思索を進めることで過去に理解できなかった作品を再読できるようになったり、より自分に見合った難易度の書籍の発見へと繋がっていくものと思います。

 当社でも最近、数名の部下から、「この前、○○部長(または、○○課長)から薦められていた本、読みましたよ」と声を掛けられることが増えてきました。部内の管理職が仕切りに読書を勧めていたり、毎月の部下との面談時に読書やセミナーで学んだことを自身の考え方に交えて話していたりするからだとは思います。これも普段から部下から信頼・尊敬されている上司が勧めないとなかなか浸透はしないのですが、上司側としてはそうした制約なども自己成長の励みになっているようです。

 

 これ以上書くと収拾が付かなくなってきそうですのでまとめに入りますと、本コラムの副題にも書かせて頂いたのですが、著者の人生観やノウハウの集大成等、あれだけ膨大な情報量を書籍というコンパクトな形式に圧縮し、読者の手元にまで流通できているものを活用しない手はないと思います。あとは読者が目的を明確にした上で、その達成を助けてくれる書籍を見定めて購入し、自身の中へ解凍・インストールすることで、配布側(著者)のレパートリーを少なくとも方法論の一つとしては持てるようになるわけです。

 規定のソフト以外は何もバンドルされていない購入当初のパソコンに既製のソフトをインストールすると、途端にそのパソコンが機能的になり、使える幅が広がり、高付加価値を持ち始めるようなイメージでしょうか。自身の中のレパートリーに手詰まり感を感じたら、是非一度、ビジネス書を手に取ってみると良いかもしれません。それで道が開けることもある筈です。「読書の秋」、近くの書店で、Amazonで、ビジネス書の狩猟などはいかがでしょうか。

「経営コンサルタント」誕生から五十余年 ~ピーター・F・ドラッカー生誕百年、「マネジメント」を再考する~

マネジメントのセミナーでよく取り上げられる話に、何をしているのかを聞かれた三人の石工の話がある。一人は「これで食べている」と答え、一人は「国で一番の仕事をしている」と答え、一人は「教会を建てている」と答えたという。

/『現代の経営(上),~「専門化した仕事にひそむ危険性」より~』(P.F.ドラッカー著)

 今年2009年は、「現代経営学」、「マネジメント」の父と言われる故ピーター・F・ドラッカー教授の生誕百年にあたります。ドラッカー教授は「経営コンサルタント」の呼称や概念の考案者、(現代的な)「マネジメント」の発明をしたと言われ、私も「Webコンサルティング」を体系化し提供する企業に属する立場として、氏の遺された著書や考え方には興味深く感じています。そんなドラッカー教授の有名な言葉に、「事業の目的とは顧客をつくり出すこと」というものがあります。多くの方が言う「利益を生み出すこと」とは似て非なる言葉であり、その言葉に込められた本質について思わず考え込んでしまいます。

 私は終戦直後、兄が経営する洋品店を手伝い始め、「お客様のほうを向いた商売」を教えられました。その洋品店が連結売上高六兆円に迫るセブン&アイ・ホールディングスに成長できたのは、何よりもお客様が支えてくださったからです。先生の言葉の意味は身にしみてわかります。

/『知の巨人 ドラッカー自伝』(ピーター・F・ドラッカー著)

 上記のように言うのは、イトーヨーカ堂やセブン-イレブン、デニーズの創始者、そして、現在セブン&アイ・ホールディングス名誉会長を務められる伊藤雅俊氏ですが、他にも「ここ百年ほどの間で経営者としてもっとも成功した人物」(cf.『われわれに不況はない 世界最強CEO21人の経営術(ウォール・ストリート・ジャーナル編集部編)』)とも言われる、GE(ゼネラル・エレクトリック)社で会長兼CEOを務めたジャック・ウェルチ氏など、ドラッカー教授が輩出した企業人・経営者には著名な方が大勢いらっしゃいます。

 この平成大不況の真っ只中にドラッカー教授の生誕百年を迎え、改めて「顧客をつくり出すこと」とは何か、そして「マネジメント」とは何か?ということを再考する良い機会になったと感じたのは、先週金曜日に当社管理職向けに行われた研修でした。今回のコラムでは、そこで受講した内容から転じて私が感じたことなどを書いていきたいと思います。

 

 研修は今まで行ってきた内容から引き続き、マネジメント・リーダーシップに関するものでした。自身のプライベート・ミッションと当社の理念やビジョンとをミッションリンクさせて、今なすべきことは何かを洗い出し、実行フェーズに移してゆくトレーニングとでもなりましょうか。

 幾つかのグループに分かれ、配布されたフレームワークに言語化しようと皆で頭をひねるわけですが、普段使わない脳の筋肉を使うようで思いのほか疲れます。しかし、集中して臨んでいるとその過程で普段は思いもよらなかった新しい発見をすることもあります。こういった効果を「セレンディピティ効果」(cf.「セレンディピティ - Wikipedia」)と呼んだりすることもあるようです。研修の内容と同時にこうした発見を得られるのは、読書と同じく一石二鳥で良いことだと感じました。以前書いたコラムでも、『7つの習慣』の中で「(ミッション・ステートメントを)書き上げる過程が、最終的な文書と同じくらい重要だと思う」と言及したスティーブン・R・コヴィー氏の言葉を引用しましたが、このようなトレーニングは日々の仕事の中では得られにくい、感性を刺激する経験を得られるものだとも思いました。

 研修には当社管理職以上の者がすべて参加するので、私の見るCS本部の課長職以上の者は全員参加しているわけですが、彼らはもちろん各部門で設定されたミッションを遂行する上で必要な能力に関しては私よりもはるかに上をいっています。ドラッカー教授の『プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか』にも書かれていますが――アメリカの鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが自らの墓碑銘に選んだ「おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男、ここに眠る」との言葉ほど、大きな自慢はない。まさに、これこそが、成果をあげるための処方である――、私たち管理職が目指すのはこのような企業文化の浸透した組織をつくりあげることだと思います。

 彼らが入社してきたときのことをふと思い返しました。私の入社よりも3年以上経ってからの入社であり、当社のメイン事業であるWebコンサルティング事業が開始してからのことでした。今の体制を築き上げ、各種業務フローやルールを創り出してきたのは紛れもなく彼らなのですが、今まさに、後続する組織を築くという壁にぶち当たってもがいているのが正直なところです。

リーダーシップとは、人を惹きつける資質ではない。そのようなものは煽動的資質にすぎない。リーダーシップとは、仲間をつくり、人に影響を与えることでもない。そのようなものは営業マンシップにすぎない。リーダーシップとは、人の視線を高め、成果の基準を上げ、通常の制約を超えさせるものである。

/『現代の経営(上)』(P.F.ドラッカー著)

 こうした重要な転換期において、ドラッカー教授の言葉はまさに金言ばかりのように聞こえてきます。

 私たち管理職も、ややもすれば「目的」と「手段」を履き違えることはあります。定期的にこのような研修の機会が設けられることになって、私たち管理職一同にとっても、改めて「目的」に視線を向け直せる良い機会となっています。日々の仕事の中で手探りでその可能性を探し当てようと必死でもがく行為や過程は人の成長に付き物だと思いますが、研修や読書をカンフル剤のように活用して一気にステップアップを狙うのも、今のようなスピードが求められる時代には必要な選択だと強く思いました。そして最も重要なことは、研修で得た知識や見識を、自身に与えられたミッションの中でしっかりと成果として生み出さなくてはならないことです。

 

 先日、当社社長から、マネジメントにおける「厳しさ」について教えられる機会がありました。言われてみて、今までの管理の中で中途半端な「甘さ」が、中長期的期間に渡って最終的に不幸な人を生み出してきたことはなかったかとハッと思いました。Webコンサルティングのプロフェッショナルを目指すのと同時に、マネジメントの「プロフェッショナル」を目指す私たち管理職にとって、常に意識していなくてはならない考え方であると思いました。

 本コラムの途中で、ドラッカー教授の『プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか』の一節を引用しましたが、この内容が書かれているのは「人の強みを生かす」という章で、先のカーネギーのエピソードを受ける形となった重要な続きがあります。コラムの最後にその一節を引用して締めくくりたいと思います。

上司は部下の仕事に責任をもつ。部下のキャリアを左右する。したがって、強みを生かす人事は、成果をあげるための必要条件であるだけでなく、倫理的な至上命令、権力と地位に伴う責任である。弱みに焦点を合わせることは、間違っているだけでなく、無責任である。上司は、組織に対して、部下一人ひとりの強みを可能なかぎり生かす責任がある。何にもまして、部下に対して、彼らの強みを最大限に生かす責任がある。

/『プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか』(P.F.ドラッカー著)


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写真 執行役員CS本部長 小川 悟

Twitterやってます。CS本部はディレクター、ライター、Web/映像クリエイター、QC(品質管理)スタッフ、Webアナリスト、コンタクトセンターからなる部門です。中小・ベンチャー企業向けWebコンサルティングを提供する上で必要な人財の育成、生産管理、サービス体制の整備を行い分業・専門化を進める傍ら、営業部門やお取引先様も巻き込み、各工程別ガイドラインの整備や業務の標準化はもちろん、前工程・後工程のスタッフを「みなし顧客」として成果のフィードバックを行うことで内部牽制したりといった品質管理を行っております。また、一部広報業務も兼務しています。座右の銘は「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す」(『史記』/司馬遷)