“のりしろ”だらけの動画プロモーション
投稿者:コンテンツ編集課
2008/03/18 03:12
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昨今、動画を用いたWebプロモーションが盛んに行われ、各企業のWebサイトではリッチコンテンツ化が進んでいます。
私自身も動画の持つ躍動感あふれる表現力に目を奪われることもしばしば。やっぱり新しい技術やアイディアを目の当たりにすると、つい好奇心がくすぐられてウキウキしてしまうものです。これは私が新しもの好きだからでしょうか?
恐らく半分は正解で、半分は別の要因がありそうです。
別の要因とは「Webサイトの情報=文字情報」という固定概念。情報過多の今の時代ですから、ありきたりな情報提供に飽き飽きしてしまっているのです。少なくとも無意識的には。そこにリッチコンテンツがポンッと飛び込んでくる。すると自然に脳裏に情報が刻み込まれるのです。
リッチコンテンツのおいしい所は、私たちが慣れ親しんだカタチであるという点。Webにおいては新しい手法ではありますが、映像によるプロモーションという意味では何ら新しいものではないのです。
どうメディアと向き合えば良いのか、誰もが理解しているところであり、メディアとしての障壁は皆無に等しい言って良いでしょう。
今後「Webにおける新しい情報提供」として多くのユーザーに受け入れられるはずです。ブレイクスルーの要素は充分。動画プロモーションという新しい時代の扉は、今まさに開かれようとしているところなのです。
動画メディアを取り入れたサイト設計により、静的コンテンツではあり得なかったインプレッションを獲得する──。文字情報の価値を高めるのは動画コンテンツなのかも知れませんね。
とまあ、ここまで動画プロモーションの可能性について書いてきましたが、あくまで時代のニーズについての話。具現化するには最後のジャッジを下す「人間」の力が不可欠です。言うまでもありません。
企画力や提案力といった「効率的にモノを売る能力」がなければ論ずるに足らないのです。肉体的にも物理的にも限界がある中で、先を見据えながら最も賢い方法を考える。
動画プロモーションには考えるべき“のりしろ”が沢山あります。いまこそ経験と知識を活かしながら「発想」するべきなのです。
私自身も変化を恐れることなく、「発想」というハプニングを思う存分楽しんでゆきたいものです。
【編集担当:松岡】