広告グループとは?

投稿者:セールスマーケティング部

2013/07/19 18:50

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広告グループとは?

前回のコラムで触れさせていただいたように、アカウントはキャンペーン、広告グループ、キーワード・広告の3層に枝分かれして構成されております。広告グループはキャンペーンの下の階層になります。

広告グループ

広告グループの作成、設定

広告グループの作成

まずはじめに、広告グループ名を決めます。商材名やサービス名など、どんなキーワードや広告が入っているのか分かりやすい名前にすると管理しやすくなります。

広告グループ入札価格の設定

広告グループの入札価格を設定すると、そのグループ内に入っているキーワードに同じ入札価格が適用されます。※キーワードで設定を行った場合は広告グループの入札単価よりそちらが優先されます。

除外キーワードの設定

キャンペーン単位だけでなく広告グループ単位でも除外キーワード(Yahoo!では対象外キーワード)を登録できます。登録した除外キーワードを含む検索キーワードでは広告が表示されなくなります。除外キーワードはマッチタイプ(完全一致・フレーズ一致・部分一致)も選択できます。

≪Yahoo!≫

・広告グループ登録数 キャンペーン単位で2,000
・キーワード登録数  広告グループ単位で2,000 ※対象外キーワード数も含まれます。
・広告文登録数    広告グループ単位で20

≪Adwords≫

・広告グループ登録数 キャンペーン単位で20,000
・キーワード登録数  広告グループ単位で20,000 ※対象外キーワード数も含まれます。
・広告文登録数    広告グループ単位で50

広告グループを作成する上で大切なこと

広告グループを作成する際に非常に重要になってくるのが、“個々のユーザーのニーズに合わせてグループを分ける”ことです。ターゲットごとにグループを細分化していくことで、それぞれのニーズに応えられる広告文を作成することができます。

広告グループ例
広告グループ例

広告グループを細かくすることのメリット

検索キーワードと広告文を細かく連動させて訴求できるようになります。
また、広告の中に検索キーワードとマッチしたテキストがあると太字になるため目立たせることができ、クリックされやすくなります。このように検索キーワードと広告を連動させクリック率を上げることで品質の向上につながりますので、同じ入札単価のままでも掲載順位が上がりやすくなり、費用対効果も向上します。

広告グループを細かくすることのデメリット

商材やサービスによってはターゲットを細分化することで広告グループ数が膨大になり、広告文の変更やリンク先の変更の際にかなり手間がかかるようになります。特にYahoo!リスティングでは一度、作成した広告文の内容やリンク先を変更できないため、新たに作成する必要があります。

広告グループの細分化はとても手間がかかりますが、その分、ユーザーに対して効果的なアプローチが可能になります。クリックが集まらずユーザーをなかなかサイトに誘導できていない企業様は、広告グループのグルーピングを見直し、最適な要素での広告グループ編成とそれに伴う広告文の変更を行ってみてはいかがでしょうか?

次回は、「キーワード」について解説していきます!

【編集担当:齋藤】

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