リスティング広告キーワードについて

投稿者:セールスマーケティング部

2013/08/02 10:09

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今回は、「リスティング広告のキーワード」について解説させていただきます。

キーワードについて

リスティング広告は、検索されたキーワードに合わせて広告を掲載できます。そのため、運用するにあたってはキーワードについてしっかり理解しておく必要があります。特に、リスティング広告の初期設定時にキーワード設計をどのように作成するかで、その後の成果は大きく変わってきます。

フリーセルでは、キーワード設計から初期設定を始めます。

お客様のニーズに合わせたユーザーシナリオを考え、それに合わせた広告文を作成してからその広告文を掲載するためのキーワードを検討することも重要ですが、リスティング広告の特性上、キーワード設計から始めることも大変重要だと考えています。以下では、リスティング広告をキーワード設計から運用していく上で重要になってくるキーワード調整まで解説させていただきます。

ユーザーシナリオからキーワードを考える

例えば、検索エンジンで「カメラ」と検索した方がいるとします。その方は

「カメラを購入したいのでしょうか?」
それとも
「カメラを修理したいのでしょうか?」
さらに言えば
「今、購入・修理したいのでしょうか?」

このように、お客様のニーズは千差万別です。

リスティング広告はSEO対策と違い、入札したキーワードで広告を掲載できます(審査の関係上、掲載されないキーワードもあります)。

そして、お客様の提供するサービスが

「カメラ販売専門なのか?」
「カメラ修理専門なのか?」

によっても、設計するキーワードは変わってきます。

私は、これまで何百とリスティング広告アカウントを分析してきましたが、効果が出ないアカウントは決まって、検索するユーザーのニーズや自社のサービスとかけ離れたキーワードを登録しています。何千、何万というキーワードを登録すればいいわけではありません。常に真ん中にお客様を置き、ニーズと自社サービスをつなげるためのキーワードを登録していくことが重要です。

リスティング広告キーワードは検索されなければ意味がありません。

ニーズとサービスをつなげるキーワード設計は確かに重要ですが、1つ忘れてはいけないポイントがあります。それは、検索数が見込めるかどうかです。

キーワードを登録する上で便利なサイトをいくつかご紹介しましょう。

Google Adwords キーワードツール

このコラムをご覧いただいている皆さんには釈迦に説法かもしれませんが、調査したキーワードをそのままアカウントに登録できる便利なツールです。最近では、ディスプレイネットワーク広告の費用算出まで行ってくれるようになりました。リスティング広告を運用する上では欠かせないツールです。

Google AdWords キーワードツール

Yahoo!プロモーション広告 キーワードアドバイスツール

こちらも皆さんご存知のYahoo!プロモーション広告のアカウント内から使用できるツールです。Google AdWords キーワードツールとの違いは、ユニファイドキャンペーンに合わせたチェックリストが最初から用意されている点です。

ユニファイドキャンペーンに関しましては、以前、弊社志茂のコラムで解説させていただいたとおり、使い方によっては費用対効果を大きく改善することができるので、ぜひご一読ください。

Yahoo! プロモーション広告のユニファイドキャンペーンとは?

キーワードウォッチャー

会員登録が必要ですが、Google Adwords キーワードツールなどの数字を裏付けたいときや、対象月に絞った検索数をより調べたいときに使います(使用回数に制限があるのでご注意ください)。

・無料プラン 月額料金 0円 検索回数 20回まで
・ライトプラン 月額金額 2,100円 検索回数 500回まで
・ゴールドプラン 月額料金 21,000円 検索回数 10,000回まで

無料プランは1ヶ月に20回まで検索することができます。

キーワードウォッチャー

作成したキーワードをしっかり広告グループに分ける

リスティング広告運用において、品質をあげることは大変重要です。品質を上げるための方法は別のコラムで解説させていただきますが、抽出したキーワードと広告文がマッチしやすいようにしっかりと考えたグループ分けをしましょう。グループ分けは細かければ細かいほど効果的ですから、時間をかけてでもこだわるべきポイントだと言えます。

運用後の除外キーワード設定、そして検索クエリからのキーワード登録

リスティング広告運用においては、キーワード調整も大変重要です。コンバージョンが取れるキーワードのインプレッションシェア改善など、日々細かい調整をキーワード単位で実施していく必要があります。

その中でも、「除外キーワード設定」と「検索クエリからのキーワード登録」は特に重要なポイントです。広告費用の効率化はもちろん、お客様のニーズとサービスをつなげるために重要な設定になりますので、常に意識することをおすすめします。

まとめ

今回は、「リスティング広告キーワード」という広義のコラムでした。個別でご説明したい設定も多くありますので、今後、詳しく解説させていただければと思います。

次回は、「マッチタイプ」についてのコラムをお届けします。

【編集担当:坂田】

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