【第4回】女性映像D「イトキン」が語る!Web動画制作現場 ~インタビュー動画編~

投稿者:コンテンツ編集課

2013/12/05 18:00

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みなさん、こんにちは。Web動画コラム担当のイトキンです。
今回は少し真面目?なトーンで映像制作現場について記載していきたいと思います。

お客様は会って話さないとわからない

さて、動画撮影をしていてイトキンが常々思うのは、現場に行く前のお客様の印象(プロフィール・写真・文章から受ける印象)と、実際に撮影で対峙したときのお客様像はまったく違うケースが多いということです。

Webサイトなどの広報資料の表現や伝え方の問題かも知れませんが、その印象を鵜呑みにすると現場で痛い目に遭うのが動画インタビューの鉄則です。

例えば、優しそうな先生だな~と思いながら実際インタビューしてみると、強烈な個性でガンガンと厳しいオーダーを突きつけられて委縮してしまったり、いかつい顔の先生がものすごく患者様思いで予想外に感動したり。

インタビュー撮影に行く前は、当然プロフィールやブログ、Facebook、その他資料を拝見(確認)し、どんなタイプのお客様なのか十分に仕込んで行くのですが、正直、こりゃもうアテにならん!と思うことばかりなのです(涙)

ですので、企画や構成における仕込み・準備は120%、人柄チェックについては50%くらいの気持ちで臨むと上手く立ち回れます。これ、最近のイトキンの流儀です。

▼インタビュー動画事例 『百瀬歯科医院様』

責任重大!動画は怖いんです!

インタビュー動画撮影とは、人を立体的に捉える作業。ちょっとした喜怒哀楽もそこにすべて反映されてしまいます。少しイライラされているだけでものすごく表情にでてしまうのです。

そこはカメラの角度を変えてみるとか色々小手先技を繰り出して対処はしますがあくまで小手先であり最高の表情、最高の表現は不可能でしょう。声のトーンや表情如何で医院の理念や想いなど、印象のすべてが左右されます。そこが原稿と動画の最大の違いなのかもしれません。

例えば「理念は患者様のクオリティ・オブ・ライフの実現」としましょう。

インタビュー動画で先生の生声のトーンが暗く、棒読みなら・・・心がこもっていない印象、どこか投げやりな印象になってしまうことも十分に考えられます。もちろん、その逆の効果もあり得るわけですが。。

責任重大!動画は怖いんです!

逆に言えば、動画はそれだけ、人物の想いや印象を伝えるのに強力な手法という捉え方もできます。詳細な情報は文章にお任せして、信頼感・安心感・印象といったブランディングPRには、動画が最適です。

これは映像ディレクターとしての実体験、失敗経験から、身に染みるほど感じてきたものです。

すべての印象が決定してしまう動画の怖さ=上手く使えば超強力

インタビュー動画を使った「PR」「ブランディング」は、活用次第でものすごい武器になります。サイトに掲載しただけで満足するのではなく、どう二次利用、三次利用するか、少し考えてみていただけると嬉しいです。

【編集担当:伊藤ちはる】

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