作った動画をバズらせるテクニックはないの!?
投稿者:コンテンツ編集課
2014/09/08 20:35
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「バズらせたい!」
動画の制作を手掛けた事のある人、またはこれから動画を撮ってみようと考える人なら必ず一度は思った事があるでしょう。
それなら、一つ面白いテクニックがあるので取り上げてみましょう。
CM好感度ランクが証明する『ユーザー受けするもの』
「バズらせる」にはどうすれば良いのか、何を取り上げれば良いのか。
それは『子供・動物を使う』!!CM業界では割と知られている方法です。
好感度の高かったCMが表彰される「CM総合研究所」主催のイベント「BRAND OF THE YEAR 2013」の発表によれば
あの「お父さん犬」でおなじみのソフトバンクモバイルのCMが7年連続でCM好感度No.1を獲得!2014年7月も堂々のNo.1となりました。
その勢いは留まる事を知りません。
同じく2014年7月、可愛らしい子供達がウクレレを奏でる「グリーンダカラ」も2位にランクインしており「子供・動物」の威力を見せ付けてくれています。
それ以上に子供・動物の強さが出ているのは、YouTubeで2012年3月公開以来、米メディアで取り上げられる等して話題となった「Bestfriends」。
一般ユーザーの投稿であるのにも関わらず、現在では再生回数800万回を突破しています。
他にも「しゃべる猫」とか「爆笑 赤ちゃん」といった検索をかければ、出てくる、出てくる……それらの再生回数の高さにも驚きます。
【なぜ、子供・動物なのか】
なぜ動画マーケティングにおいて、子供・動物が強いのか?その理由を以下のように分析してみました。
(1)可愛い過ぎる
これは言葉にするまでもないですが、子供が好きな人は多い!可愛いから仕方ありません。
CMであろうが、子供が出てきたら老若男女男女関係なく「つい、見てしまう」のです。
ワンちゃんや猫ちゃんのペット自慢動画にしても、YouTubeに続々アップされており、またその視聴者もすぐ集まる事から
どれだけ動物の目を惹きつける力が凄いかが分かります。
(2)信用してしまう
子供・動物のような裏表のないキャラクターを宣伝で使われると
「こんな可愛いCMを流す会社が、私を傷つけるはずがない!」と視聴者は無意識に「信用」してしまいます。
ひと昔前に、大手消費者金融がCMにチワワを起用し、日本全国を悶死させていましたね。
強引な営業活動、悪質な取り立てがあるとして訴えられましたが、CMによるイメージアップの効果は相当なものであったと伺えます。
(3)「癒し効果」がある
CMなんて視聴者にとっては好きな番組を中断する「お邪魔虫」のようなものでしょう。しかし子供・動物が出ている場合は別!
そのたどたどしい物言いや動きが目の保養となり、ほんわかさせてくれます。
猫にお魚を奪われたり、若いつもりでいたら子供に「オバさん!」と呼ばれるトラウマでもない限り、殆どの人が癒されるはずです!
じゃあ子供と動物を使おうじゃないか!……の前に
これで再生回数アップ、全国からのコメントも殺到!?と胸躍らせて実行する前に、一言注意しておきます。
子供と動物の撮影は、時間が読めません。
なぜなら、必ずしもこちらの思う動作やリアクションをしてくれるとは限らないからです。
そのためスムーズに撮影を進めるためには、それなりの準備をしておく事をおすすめします。
待たせない工夫をする
子供は「待つ」事が苦手です。彼らに出演してもらう時には、彼らが退屈しないような工夫をしましょう。
おもちゃやお菓子を用意した「キッズコーナー」をあらかじめ作っておくのも良いでしょう。
「子供と遊ぶ役」の人を確保しておく
「子供と遊ぶ役」の人を確保しておきましょう。子供を退屈させないだけでなく
子供の明るい表情を引き出す役目も果たします。機材に触れて壊してしまう等の思わぬ事故を防ぐためにも必要です。
時間を多めに取る
動物においては、訓練済みの「タレント犬」等を貸し出すプロダクションもありますが、やはり動物。
まずこちらの指示は聞いてくれないというつもりで望みの動きをしてくれるのを待てる余裕を持ち、
ある程度時間(最低でも人を対象にした撮影の1.5倍)を確保しておきましょう。
誰にでもあるバズるチャンス
「バズらせる!」というと、動画マーケティングの難しい知識等を習得しないと難しいのではと思ってしまいがちです。
しかし再生回数を稼いだ動画を見る限りでは、結局みんなが好きなものを使っただけの話。
それさえ掴んでおけば、誰にでもバズるチャンスは巡ってくるのです。是非チャレンジしてみてください。
オマケ
ちなみにフリーセルではフロアで犬を飼っています。
取締役の愛娘「プリちゃん」。ミッ○ーマウスのようなお顔が印象的。
育ちの良いお嬢さんなのでリアクションが小さいですが、これでも散歩の準備にはしゃいでいるんです。
【編集担当:伊藤】