広告掲載順位を上げずにクリック率を上げるには
投稿者:セールスマーケティング部
2014/10/15 16:38
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CVを獲得するには広告の上位表示が一番大事なのか?
多くの企業が効果的な集客のためにリスティング広告を導入しています。インターネット検索をしていて、リスティング広告を見ない日はないのではないでしょうか。
競合より自社の広告を目立たせたい!と、入札を強めて少しでも広告を上位表示させることを目標にしている企業様も多いと思います。
もちろん、広告を上位表示させることで、クリック率の向上やコンバージョン数の増加は見込めますが、商材によっては上位表示させなくてもクリック率を向上させる方法があります。
クリック率を上げるための対策を紹介していきたいと思います。
比較検討される商材は必ずしも掲載順位が高くなくてもいい?
例えば、結婚式場検索サイトなどはユーザーが長い時間をかけてたくさんの結婚式場を比較し、自分たちのニーズにもっとも合ったものを選びます。
結婚は一生に一度のものなので、比較検討時間はとても長くなると思います。
そのため、ユーザーはいろいろな式場を見たいので、広告が上位に表示されていなかったとしてもクリックしてくれる可能性は十分あるのです。
また、クリック単価を安く抑えられるため、予算が限られている場合などにも有効です。あえて上位に広告表示させずに、少し入札を弱めてみても、商材によってはCPAを安く抑えることができる場合もあります。
下位表示でもクリック率を高める方法がいくつかありますので、ご紹介します。
検索キーワードを広告文に含めることで広告文を目立たせる
掲載の上位表示をしていないと、クリックされにくくなるのではないかと少し不安ですよね。掲載順位を上げずにクリック率を高めるには、広告を目立たせればいいんです!
特殊な記号やセンセーショナルな表現を使うという意味ではなく(記号の使い過ぎや行き過ぎた表現は、広告審査落ちとなることが多いです)、
検索キーワードを広告文に含めることで検索キーワードと同一の文字が太文字で表示される機能があります。この機能を利用することで、普通の広告文より目立たせることが可能です。
ユーザに対して視覚的にアピールできるうえに、「自分が探しているものがこの広告の先にありそうだ」と感じさせることができ、クリックが得られやすくなる傾向があります。
競合に負けないセールスポイントを広告文に入れる
ユーザーは複数ある広告文を比較して、自分のニーズに一番合っていそうなものをクリックします。結婚式場であれば、価格が安くて簡単にできるものを探している人もいるかもしれませんし、
お金をかけて盛大に結婚式を挙げたいと考えているユーザーもいるはずです。
まずは、競合の広告文と比較して自社サービスの強みを見つけましょう。その強みを広告文に含めることで、ターゲットユーザーが広告をクリックしてくれる確率が上がるかもしれません。
最後に
広告文は自社と検索ユーザーをつないでくれるプロモーターです。広告文の掲載順位を上げることだけではなく、「ユーザーのニーズをくみ取って広告文に含める」
「自社の強みを広告文でアピールする」といった試みでクリック率を安く向上させることができるかもしれません。
広告の掲載順位は高いのにコンバージョンが獲得できないことが課題になっている企業様は、一度上記の施策をお試しいただければと思います。
【編集担当:篠田】