単品通販でWeb広告をやる時に最初にやならいとだめな事
投稿者:セールスマーケティング部
2015/06/29 10:51
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こんにちは。ついにこの前、自宅用PC(surface pro3)を買った荒木です。あれ、凄く便利ですよ。画面も十分大きいですし、調べ物もできるし、何かメモしたいときもOne Noteですぐメモもできますし、すごく重宝しています。(あと、なんか自分がカッコ良く感じる。)
いろいろ検索をしていると、総合通販サイトや単品通販サイトなど様々なECサイトを見ます。例えば、1個2,000円の単品通販サイト(ダイエット菓子通販:初回割引金額ではない)などを見ましたが、おそらく赤字だなと思います。仮に平均CPC 100円だとしても、20クリックでCVを1件獲得しないとCPA2,000円を超えてしまいます。この場合のCV率は、5%と指名系キーワードでもなかなか難しいCV率の高さです。(そもそも2,000円の商品をCPA2,000円で獲得している時点で赤字。。。)
もちろんリピートも考える必要があるので、一概には言えませんが。。。
そこで今回は、特に単品通販サイトでWeb広告(リスティング広告など)を配信する際に、最初にやらないとだめな事をご案内します。
1、 市場を知る。
2、 上限CPA・目標CPAを立てる
3、 売り方を考える
1、 市場を知る
これが一番大事です。これができていない場合、オンライン通販で成功するのはなかなか難しいと思います。
この場合の「市場を知る」とは、広告を配信するキーワードの平均CPCを知るという事です。
平均CPCがわかったら、CV率(できれば現状のCV率。わからない場合は、一旦1%で計算)を使ってCPAを求めます。( CPA = 平均CPC ÷ CV率)
ここで求められたCPAが想定獲得CPAになります。
2、 上限CPAを知る
次に販売しているの商品の上限CPAを知る必要があります。
上限CPAは、商品の販売価格から原価を引いたもの。例えば、人件費・材料費・配送費などがこれに当たります。
上限CPAを求めると、これ以上のCPAで獲得しては赤字になるというラインが把握できます。
3、 売り方を考える
上記より、下記を確認する事ができました。
①どのくらいのCPAで販売できる市場なのか。
②いくらで売らないといけない商品・製品なのか。
もし②よりも①の方が高かった場合、売れば売るほど赤字になってしまいます。
『赤字なら広告出しても意味ないな、諦めよう。。。』
いやいや、諦めるのはまだ早いです。市場や売る商品を変えることはできないと思いますが、売り方は変えることができます。
例えば、1個2,000円の商品を10,000円の市場で売るのであれば、5個セットで買ってもらえるように売りましょう。
もちろん、ただ5個セットで売るのではなく、5個セットで買った方がお得に見えるように販売します。こうやって売ることで、Web広告でも売上・利益を出すことが可能です!
この他、売る際の見せ方やリピートの事も考えた価格設定など、決めることはたくさんあります。
どうすれば売れるのかわからない・・・そんな時はお気軽にご連絡ください。
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【編集担当:荒木 智陽】