失敗しないためのWebサイト制作~新規開業の歯科医院編~
投稿者:セールスマーケティング部
2017/02/15 16:20
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こんにちは、歯科専門ディレクターの村上です。
全国における歯科医院の数は、コンビニよりも多いと言われていることをご存じでしょうか? 実際に厚生労働省や、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会で展開されている統計データを調べてみたところ、コンビニの店舗数が54,501件に対して、歯科医院は68,972件あるという結果が出ています。なんと歯科医院の数はコンビニよりも10,000件以上も上回っているのです。
■JFAコンビニエンスストア統計調査月報
http://www.jfa-fc.or.jp/particle/320.html
■医療施設勤態調査(平成28年11月末概数)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/79-1a.html
この歯科医院が乱立する時代、これから新規開業される歯科医師の皆さまに「失敗しないためのWebサイト制作~新規開業の歯科医院編~」の3つのポイントをお伝えしたいと思います。
まずは地域属性を見極め、方向性を確認しましょう
まずは開業する場所の地域調査が大切です。「駅近なのか、遠いのか」「近くにショッピングモールなどの大型施設があるのか」など……。周辺に住んでいる人たちの年代なども重要になるので、ここを適当にするのはおすすめしません。
「いやいや、大切なのは歯科医師の腕でしょ? 結局、口コミで広がるから大丈夫だよ」
こう考えている歯科医師の方もいらっしゃると思います。しかし、冒頭で述べた通り、今はコンビニの数より歯科医院が多い時代です。患者様は歯科医院を選べる時代ということを忘れないでください。どんなに腕が良くても、院長もスタッフも無愛想だったら患者様の心は離れてしまうのが今の世です。
デザインは属性を加味したものに
地域属性がわかったら、次はWebサイトのデザインです。
人にしてもWebサイトに関しても第一印象はとても重要です。とくに、サイトのデザインは患者様に医院の雰囲気・方向性を即座に理解していただく重要な部分だと捉えています。
ここでも、地域属性を考えてデザインを考えて行きましょう。開業地の周りが住宅街で子どもが多め、もしくはショッピングセンターなどの施設があれば、親しみのある色合いやデザインが好まれる可能性が高いです。都心部もしくは閑静な住宅街で開業される場合は落ち着いた雰囲気の色合いが好まれる傾向にあります。
ただ、地域属性だけを見てサイトを作っても面白みのないテンプレート的なデザインができてしまうだけです。たとえば、ご自身の好きな色や医院独自の写真や形などをモチーフにするだけでもオリジナルのデザインが完成します。
オリジナルコンテンツを重視しましょう
オリジナルコンテンツというのは、医院独自の情報のことです。現在、ほとんどの歯科医院がWebサイトを持っています。ここで自院を選んでもらうには、多くの歯科医院にはない独自性、例えば得意分野、これから伸ばしていきたい方向性や、医院の診療コンセプトなどを充実させることが必要になってきます。
これは、歯科医院だけでなく、他のWebサイトに関しても同様のことが云えます。
この3つをおさえるだけで、他の医院とは違う独自性のあるWebサイトができあがるでしょう。
フリーセルでは企業のディレクターだけでなく歯科専門のディレクターが地域属性を考えたコンテンツ、社内の専門デザイナーとライターによるオリジルのデザイン、文章の制作が可能です。ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。
※厚生労働省 医療施設動態調査(平成28年11月末概数)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m16/is1611.html
※コンビニエンスストア統計調査月報(平成28年12月)
http://www.jfa-fc.or.jp/particle/320.html
【編集担当:村上】