動画制作の依頼を行う際に知っておきたい動画制作の手順

投稿者:コンテンツ編集課

2017/03/10 13:33

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誤配信

写真や文字に比べ、その場の環境や臨場感、物質の色や形、質感などを、よりリアルに視聴者へ伝えることができるのが、動画の持つ特徴です。そのため、動画は企業アピールをするための絶好のツールとなりえますが、最近ではYoutubeなどの動画サービスにより、動画に慣れ親しんでいる人々が増えてきたため、しっかりとした動画でなければ高い評価を得ることは難しくなってきています。

それでは、しっかりとした動画制作を依頼するために、どのような要素が必要なのでしょうか。今回は、確実に動画制作を完成させるためのポイントについてご紹介します。動画制作をしていく上で、まずは完成までのステップを把握していくことが重要です。種類にもよりますが、一般的に動画制作は「企画」「撮影」「編集」という流れで構成されます。

全ての方向性を決める「企画」

企画

まずは制作する動画の方向性を決定します。誰が誰に何を伝えるための動画なのか、制作会社との間でここをしっかりと固めておくと、その後の流れも非常にスムーズになるため、大変重要なポイントです。方向性が決まったら、予算や制作期間、稼働可能な人数を調整し、動画内容の構成に入っていきます。

設計

企画がしっかりと定まったら、動画の構成台本を作成開始。台本が完成すれば、撮影時間や編集時間もそこから割り出せるため、それぞれのスケジュール作成もできるようになります。

様々な準備が必要な「撮影」

企画設計が終わったら、いよいよ撮影準備開始です。すぐに撮影に取り掛かれるというわけではなく、事前に様々な準備が必要となります。

ロケハン

ロケーション・ハンティングの略で、実際に収録を行う前に、収録場所を下見することです。また、撮影予定地の取材許可や、必要な機材、スケジュールなどについて確認することも併せてロケハンと呼びます。

キャスティング

動画に人物撮影がある場合は、もちろん人材を調達してこなければいけません。モデル事務所に問い合わせをしたり、場合によってはオーディションを行ったりすることもあります。

本番撮影

撮影にはクライアントも立ち会い、撮影内容が要望通りに行われているか確認します。

「映像編集」でしっかりとした映像作品に

撮影を行った映像を、編集ソフトを用いることで加工していきます。編集と聞くと、不要な部分をカットしたり、動画をつなげたりするだけだと思う方もいるかもしれませんが、実際はそれだけではありません。映像に対し、様々なデザインやより映像を際立たせるための演出を加えた上で一本の映像作品に仕上げていくことが、編集作業なのです。

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動画制作依頼で「後戻り」は厳禁

動画制作を依頼する上で何より注意しなければいけないのは、一度流れに乗ったら「後戻りしない」ということです。そのために何より重要なのが、企画設計の部分。撮影前になって「やはりここはこういうイメージにしたい」などといった、当初の企画から外れた意見がでてくると、スケジュールに大幅なリスケが発生し、コストも余計にかかってしまうことになります。

スムーズでしっかりとした動画制作を行いたいのなら、最初の企画の段階でどのような動画を撮り、スケジュールはどのように進行していくかについてしっかりと話し合い、決定したら必ずそれに従うことを原則としてください。

まとめ

動画制作には、しっかりとした企画が必要不可欠です。そのため依頼の際には、動画制作だけでなく企画も行える制作会社に依頼することをおすすめします。



【編集担当:武藤】

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