効率よく伝えられる「ハウツー動画」と「eラーニング動画」
投稿者:Webマーケティング部
2017/07/14 10:51
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こんにちは、マーケターのAsamiです。
暑いです!!
まだ梅雨も明けてないのにこんなに猛暑日が続くなんて…
今年の夏も暑い日々が続きそうなので、水分補給をしっかりして熱中症には気をつけてください!!
さて先日、「4つの特徴で知るバイラル動画とその成功事例」をご紹介させて頂きました。
本日は、「ハウツー動画」と「eラーニング動画」とはどういった動画で、どんなターゲット層向けなのか、そしてどのくらいの予算が必要なのか、事例と併せてご説明していきます。
目次
1. 「ハウツー動画」と「eラーニング動画」の概要と事例
2. ターゲットとなる層は?
3. 「ハウツー動画」と「eラーニング動画」にかかる費用
4. 最後に
1.「ハウツー動画」と「eラーニング動画」の概要と事例
まずは、ハウツー動画とeラーニング動画とはどういった動画を指すのか、ということについてご説明していきます。
「ハウツー動画」のハウツーとは、英語で「How to」と表記され、「~の方法、手順、やり方、仕方」などの意味があります。文字通り、「何かの方法ややり方を説明するための動画」、あるいは「サービスの使い方や自社の商品紹介をするための動画」のことをハウツー動画と呼びます。
文字だけで何かのやり方の説明をしても分かりにくい場合に、動画を使うと手順を実際に見ることができるので、ユーザーの満足度も「文字だけ」の場合より上がり、購入意欲も高められると期待できます。
次に、「eラーニング動画」ですが、「インターネットを利用して学習すること」をeラーニングと呼び、その学習のために使われる動画のことをeラーニング動画と言います。
例えば社内研修のケースで言うと、本社の社員と拠点の社員が同じ教育や研修を行いたい場合や、研修が開催される時に全員が参加できない場合などにeラーニング動画が役立ちます。eラーニング動画を使うことで全員が同じ時間に同じ場所に集まらなくても、同じ教育や研修を受けることができるのです。
また、塾などの場合では、学生がある授業を欠席した時に先生が同じ授業をたった1人のために別日程で行ったり、不得意な単元があった時に何度も先生に聞きに行ったりしなくても、eラーニング動画があれば解決できます。欠席した授業の動画を後日勉強することができますし、苦手な単元を何度も見直すことで不得意なのを克服できるからです。
それでは、ハウツー動画とeラーニング動画の具体的な事例をご紹介していきたいと思います。
【ハウツー動画の事例】
①アフターサービス
あらゆる企業の「商品を十分に活用してほしい」「商品のファンになってリピートしてもらいたい」「個別のお問い合わせ対応を減らしたい」といった課題を解決できるケースです。
(例)UNIQLO/ベビー服の着せ方
これは、UNIQLOがベビー服の着せ方を動画にしたものです。もちろん、UNIQLOの商品であるベビー服を訴求する動画でもあります。
それに加え、ただ着せ方を紹介するだけではなく、「新米パパでもカンタン!」とテロップを表示し、男性を起用することで、新米パパでも簡単に着せられることをアピールした動画になっています。
②投資
銀行や証券会社、投資協会の「金融商品を分かりやすく説明したい」「資産運用に興味を持ってもらいたい」「投資の理解を深め、積極的な資産運用を促したい」「特別講師のセミナーを共有したい」といった課題を解決できるケースです。
(例)マリオン/不動産投資、私的個人年金運用、マリオンボンドのご紹介
これは、不動産を中心とした資産運用を提供している株式会社マリオンの「マリオンボンド」という商品の紹介動画です。
「マリオンボンド」は、どのような商品で、どういったメリットやデメリットがあるのか、図表を使いながら説明しているので、「不動産投資や資産運用に興味はあるけど、どんな商品がいいのか分からない」また、「担当者から直接説明を聞くほどではない」といった、まだ情報を収集している段階の程度の人に訴求できる動画となっています。
UNIQLOの「ベビー服の着せ方を説明した動画」とマリオンの「自社商品の紹介動画」は、まさに「ハウツー動画」の好事例と言えるでしょう。
【eラーニング動画の事例】
①教科教育
塾や学校の「反転授業を取り入れたい」「欠席した生徒のフォローをしたい」「テストの復習を充実させたい」「学生講師の力量不足を補いたい」といった課題を解決できるケースです。
(例)スタディサプリ/英語の特別講座
これは、株式会社リクルートホールディングスが運営する小・中・高校生向けオンライン学習サービス「スタディサプリ」の英語講師の紹介動画です。
この「スタディサプリ」は、わざわざ塾やどこか別の場所に行かなくても、自宅や学校など、どこでもオンライン上で学習できることをうたったサービスになっています。
不得意な単元を何度も勉強できますし、塾など学校以外に学習する場が近くにない地方でも、インターネット環境さえ整っていれば、都会に住んでいる人と同じ学習ができるメリットがあります。
②社内研修
あらゆる企業の「講師・受講者となる社員が忙しすぎて時間を調整できない」「本社と拠点の教育格差を埋めたい」「研修を行うスペースがない」「アルバイト研修の効率を上げたい」といった課題を解決できるケースです。
(例)ビジネスITアカデミー/ビジネス文書のための効率的なワード活用テクニック
これは、株式会社 ビジネスITアカデミーのビジネス文書を作成するためのワードの使い方を紹介する動画です。
社内研修用などでワードなどのソフトの使い方をレクチャーする際、同じ時間・同じ場所に社員を集めることは難しいですよね。そんな時に、いつでもどこでも社員に対して同じ教育を行うことができるメリットがあります。
これら2つの動画は、いつでもどこでも同じ教育を受けられるという「eラーニング動画」の好事例と言えます。
2.ターゲットとなる層は?
「ハウツー動画」のターゲットは、「自社の商品やサービスを購入してほしい層と既に購入したことのある顧客」です。
購入してほしい層には、購入した後の使用方法や、購入することでのメリットを訴求することができます。また、既存顧客に対しては、購入してもらった商品やサービスの使い方を、再度見直してもらうことができるので満足度が高くなります。
次に、「eラーニング動画」のターゲットですが、こちらは教育・研修の対象となる人になります。例えば、会社の研修なら社員にあたりますし、塾の授業なら学生たちや親御さんたちにあたります。
2つともターゲット層が明確になっているため、当たり外れの差が小さく、着実に商品およびブランドの認知をさせることができるでしょう。
長期的な運用が必要にはなりますが、ユーザーに役立つ情報を提供することで効果を発揮することができます。
3.「ハウツー動画」と「eラーニング動画」にかかる費用
ハウツー動画なら、商品・サービスの使用方法を紹介する人、eラーニング動画なら、講師のキャスティングをするだけで制作ができ、少人数で作れるため、比較的費用を抑えることができます。
動画の長さやテロップなどを入れる編集の工程にもよりますが、だいたい10万~30万円くらいが制作費の相場です。
動画制作の費用に関しては、こちらから「動画ってどのくらいお金かかるの? 動画制作に必要な工程と費用を大公開!!」
4.最後に
これで、『効率よく伝えられる「ハウツー動画」と「eラーニング動画」』についてご理解頂けましたでしょうか?
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これからも、このブログを読んで頂ければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
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