既存顧客のロイヤリティを高める「ネット番組」とは?
投稿者:Webマーケティング部
2017/08/18 13:30
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こんにちは、マーケターのAsamiです。
8月入ってからずーっと雨ですね。
私は、カンカン照りで蒸し暑いより、少し雨が降って気温が下がる方がマシだと思ってしまいますが、洗濯物が乾きにくいのが難点ですね(> <)。
なんと、東京では8月1日から17日まで(8月18日現在)雨が観測されているようで、これは1977年に記録した22日連続に次いで2番目に長い記録となったようです。今日も、午後から雨の予報なので、記録が更新されそうですね。
これだけ雨が降っていると、梅雨に逆戻りした感がありますね!!
さて、本題にまいりましょう。
過去3回色んな動画の種類に関して、お話しさせていただきました。
『4つの特徴で知るバイラル動画とその成功事例』
『効率よく伝えられる「ハウツー動画」と「eラーニング動画」』
『ワンランク上の動画戦略を実現する「ビデオコマース」と「解説動画」』
本日は、「ネット番組に関してご説明していきたいと思います。
目次
1. 「ネット番組」の概要と事例
2. ターゲットとなる層は?
3. 「ネット番組」にかかる費用
4. 最後に
1.「ネット番組」の概要と事例
「ネット番組」とは、既存顧客の再訪を習慣化するための動画を指します。自社の色々な商品やサービスの紹介や説明など、継続的な情報提供によりファンのロイヤリティ(信頼性)を高めることを目的としています。
ここからは、具体的な事例と一緒に詳しく見ていきましょう。
(例)週刊ドスパラTV
これは、誰でも配信できる映像配信プラットフォーム「Fresh」を利用したパソコンショップの株式会社ドスパラによるネット番組です。
最新のパソコンや自作パーツ情報、週末の特価情報やイベント情報、さらにドスパラおすすめのサービスメニューを発信しています。
既存顧客が新しいパソコンやパーツの情報収集に利用する際、画像や文章ではなく動画で紹介することによってより興味を引くことができ、購入を促進する効果があります。
また、商品を目的に動画を見ていると、他の動画を視聴する機会が増え、本来欲しかった商品以外の購入も検討してもらいやすくなります。
(例)アップフロントチャンネル
アップフロントグループに所属するアーティストの宣伝活動の一環としてネット番組が使われています。そのネット番組が、アップフロントチャンネルです。
ミュージッククリップによるCDセールスの宣伝はもちろん、インタビュー動画でアーティストのキャラクターを発信することで、ファン獲得にも活用されています。
また、テレビやメディアに露出する機会が少なく、認知度も低い駆け出しのアイドルなどを紹介することにより、他のアイドルを見に来たファンの目に留めてもらいやすくなり、新たなファン創出につなげられます。
最近はブログやSNSと同じように、このようなネット番組が認知度拡大やファン創出のために使われています。
(例)VOGUE JAPAN
こちらは、雑誌で有名なVOGUEの動画のページです。
VOGUEファンの女性たちが興味のあるファッション・セレブリティ・ビューティ・ライフスタイル・イベント&パーティー・コレクション・メイキング・ウェディングの8カテゴリの動画が用意されています。
これらの動画はVOGUEファンに、一層ファッションやメイクに興味を持たせ、雑誌の購入を促します。
海外や日本の有名人を起用したインタビュー動画も多くあり、ブランディングも兼ねたネット番組となっています。
2.ターゲットとなる層は?
基本的なターゲット層は、既存顧客です。この既存顧客に対して「より自社商品やサービスを知ってもう」または「新たな商品やサービスを知ってもらう」ことを目的にネット番組が使われます。
様々な自社の商品やサービスを紹介することにより、既存顧客のロイヤリティを高め、アップセルやクロスセルにもつながる点がメリットと言えるでしょう。
3.「ネット番組」にかかる費用
自社の全商品・サービスの動画を作る場合、できる限り制作費用は抑えたいですよね。そういうときは、なるべく編集しないようにしたり、固定カメラで定位置からのみの撮影にしたり、テロップなどは入れないようにしたりと工夫することで費用を抑えることができます。
ネット番組の場合、映像としての効果よりも「誰に何をどう伝えるか」が重要となってきます。潜在層をターゲットにした動画の場合、万人に見てもらえるような、人を惹きつける効果が必要となります。
しかしネット番組は、ターゲットが既存顧客ということもあり、大がかりな映像演出がなくても自社の商品やサービスをダイレクトに伝えることができます。
1本あたりの制作費を抑えてシリーズ化すると考えた場合、内容にもよりますが数十万~数百万円くらいが制作費の相場と考えていただけたらと思います。
4.最後に
いかがでしたでしょうか?
これからも、このブログでみなさんに有益な情報をご提供できればと考えています。少しでもマーケティング活動にお役立ていただけましたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願い致します。
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