百花繚乱
投稿者:木村 裕紀
2009/07/24 11:10
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こんにちは
フリーセル第9期の経営テーマは「百花繚乱」を掲げて経営しております。
前期は「飛翔」というテーマで経営にあたり、会社全体の組織を創ること、組織毎にリーダーを創ること、組織毎に成長発展、追求する豊かさの方向性を定義することを意図して経営にあたっていました。
その結果として経営チーム以下に26人のリーダーを輩出し、26セクションの組織を創ることに成功しました。
「百花繚乱」で表していいることは、前期までに様々なドラマを乗り越えて苦労して創り上げたそれぞれの舞台(組織)の上で、全スタッフが適材適所、自分自身のUSP(個性、性格、職能、持ち味、成長可能性)を花に見立てて、女優、俳優として自分自身が納得できるような演技(仕事)をして最高に輝き、皆で舞台を賑わして最高の舞台(ドラマ)を創る一年にしようという経営意志を現わしています。
また会社のこのような時期に女優、俳優として自分の魅力を最大化する意識を持って関わる(輝く)ことで、個々人の人生観が変わるような経験を積めるような一年であってほしいという願いも込めています。
明確な中期経営ビジョンの達成に向かい戦略、大枠の組織、商品、サービス、追求すべき方向性、豊かさの方向性が明確になったため、そこに向かってスピードと実行力をあげていくためにはやはり百花繚乱26セクションの組織の中に組織を創っていくことが大変重要です。
組織の中に組織を創るために重要なこと。
1、リーダーが公私に繋がる使命と明確な将来ビジョンを持つことで腹を括り、成長し続けること
2、部下に対しての認識を改め、部下は自分の能力より低い人ではなく、成長性の高い人、自分を助けてくれる人、ありがたい人、頼れる人、自分と違う持ち味と能力を持った人と捉えどんどん部下に権限移譲をして仕事を任せていくこと。
が重要であると考えています。
リーダーはある意味自分の仕事をどんどん部下に任せていくことで、自分のスペースを空けて未来を創る、可能性を創る、人財を創る、成長性を創る、自分の人間力を高めることで更に大きなビジョンを持ち、そこから高い目標を持ち、皆に共有して全員でそこを目指し、情熱と執念をもってリードしていくことが仕事であると考えています。
リーダーの品質
1、MISSION達成を超えてどんどん仕事を大きく(豊かに)成長させることができる人
2、MISSIONをきちんと達成する人
3、MISSIONを達成出来ない人
当然上のほうが少数派であり、自分自身をどのカテゴリーのリーダーであるという自己認識を持ち成長するかにより、仕事から得られる自分への豊かさはは大きく変わるものと考えます。
また上に行けば行くほど、一人では出来ないので、器を大きくし、チームで目指さなくてはなりません。
当社の行動指針にもあるように、達成に満足するのではなく、その先の成長、創造の喜びこそが仕事と人生の豊かさに繋がるものであると考えます。
これは全ての職種に通じる考え方であり、当社の競争優位性は人財力、組織力とそこからもたらされる、知恵であると考えています。
この領域は天井知らずで深耕出来るカテゴリでありますので、お客様により豊かさを提供できる会社になるためにも真摯に取り組みしていきたいと考えています。
松谷部長コラム記事でも紹介しておりますが、18日、19日にリーダー合宿をしてきました。
皆でこのような考え方を共有し、何をすべきかがディスカッション出来たことはこの時期に非常に有意義な時間でした。
研修所感と合わせまして、弊社の考え方を紹介させて頂くコラムとさせて頂きました。
まだまだ至らぬ点も多い発展途上企業ではございますが、真摯に人財創りに取り組み、ビジネスを成長させていきたいと考えておりますので今後とも宜しくお願い致します。
最後にいつも熱意とプロフェッショナルな魂で真剣勝負して下さる講師の長尾様ありがとうございます。
ありがとうございました。
平成21年7月24日 木村 裕紀