継続は力なり 1個人・組織達成成長論
投稿者:木村 裕紀
2008/04/25 21:27
この記事は約3分で読むことができます。
こんにちは
使いふるされた言葉ですが
「継続は力なり」
という言葉に関して考えてみたいと思います。
誰でも知っている言葉で簡単な言葉ですが、物事の本質を捉えているため言葉の表面とは違い、正しく実行することは実に難しい。
また継続し続けることが出来れば、何でも物事向かいたい方向性・結果に良くも悪くも向かっていくのは誰でも分かることですよね。
同じことを同じようにやってても大きな結果をスピーディに残していく人や組織、前者と逆の結果になる人や組織があり、差が出てくるのはなぜなんでしょうか?
それでは良い結果を出すために大事なこと、スピード感をもって進めていくために大事なことは何なんでしょうか?
ひとつその答えとなるのが、
正しく実行するために必要なのがぶれない軸となる理念であり、そこから落ちるビジョン・夢であり
そこをやり遂げるために逆算してたてた正しい戦略があって始めてぶれない行動軸ができる。
上記をもっている個人は当然強いし、組織としてもっている会社は強いと考えています。
ぶれない行動軸が出来て初めて継続するための根拠となる根が植わることになりますよね。
ただしぶれない行動軸が出来ても物事の達成の質を左右する大きな要素があると思います。
それは継続の質です。
継続の質とはどんな種類があるのか?
0、ちょっとやってみてうまくいかないから継続をやめる
番外編みたいな感じですが、こういったケースがとても多いので0として念のため記載しました。。
1、ある一定の成果がでるまで継続すること
よくあるのが85%から95%程度のところまで継続してそこそこの成果がでた時点で継続を忘れる
2、一定の成果を達成するまで継続すること
これは100%の成果を出すところまで徹底して継続すること
3、一定の成果を達成した後も継続し続けてカルチャーや信念に昇華させること
これは当初の目的を達成した後も継続し、理念、ビジョンをローリングさせて高めていくこと。
継続過程で出てきた様々なナレッジを文化として個人・組織のカルチャーまで浸透させること。
やはり3まで継続する信念があってこと継続は力なりなのだと考えさせられます。
信念がないと正しいと分かっていても目先の変化に惑わされ継続できないのが人間だし、人間の集まりである組織だと思います。
当社においても当社理念があったうえで、理念、ビジョン、行動指針だけでなく、今期は年次企業方針を全社員に明確に提示し、更に組織ごとの方針・戦略・ビジョンをたて、そこに各個人のMISSIONに落とし込む形で拡大する組織でひとつの大きな価値をうめる組織に飛翔させていきたいと考えております。
*当社行動指針が「常に00し続けます」としているのはそういった意味もあります。
そこでぶれない軸のもと継続することで、会社、各組織、各個人の達成、成長、創造を成し遂げていきたいと考えております。
全ての物事はひとの想いから創造され、正しい考え方によって正しい戦略となり、継続的に行動するための戦術があって形づくられるというのを強く感じます。
そういった考えのもとWebコンサルプレミアムという当社商品の特性と価値を次回のコラム継続は力なり2Webコンサル版で記載したいと思います。
それではありがとうございました。
平成20年4月25日 木村 裕紀