コミットメント(Commitment)
投稿者:木村 裕紀
2007/09/22 22:15
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こんばんは
早くも第2回コラムを記載します。
来月からは月2コラム記載する予定です。
今回のテーマはコミットメントです。
コミットメントというと普通に表から考えると「約束・誓約」といったことになると思います。
会社も存在しているだけで多くのお客様・利害関係者・社員・お取引先・業界・現在・未来に対して多くのコミットメントをしていると考えられます。
上場企業であれば中期経営計画としてこれから3年間の事業の拡大の方向性、戦略、数字、リスク、環境変化などを予測し未来へのコミットメントが求められます。
また年度の予算計画・人員計画、半期、四半期、月次と常に未来へのコミットメントが必要になります。
約束・誓約の裏側には責任・義務といったものがあり、これを「果たすこと、達成すること、継続すること、説明責任を果たすこと」が信頼関係の構築となり、企業であれば株価形成の大きなウェイトを占めるものだと考えます。
責任・義務から一見逆説的ですが、通常中期経営計画は、ローリング方式という年次で見直しをかけ続けることでその精度(義務・説明責任)の確保を実行します。
そしてもうひとつの側面として、万が一コミットメントの修正が発生(上方修正、下方修正)するときには極力迅速な開示が求められる時代になってきました。
コミットメントすることで達成する義務と責任が発生するがずれそうな時はきちんと説明責任を果たすことが信頼になる。
これだけ時代の変化が早い世の中で、未来を完全に予想し、手中に収めることはある意味困難でもあり、良いも悪いも
迅速に開示する姿勢はやはり信頼の形成に役立つものだと評価される世の中ですよね。
不祥事隠し、公表せざるを得ないところまできて信用を失うケースってたくさんありますもんね。。
またある側面ではコミットメントがあるから人間や様々な事象が動機形成され動き出すとも言えます。
そして一度コミットメントしたことは必達するという意識が重要です。
明確なコミットメント×必達意識=未来の可能性を大きく切り開き現実化する
ものだと考えてます。
また上記の公式があることで死ぬ気の行動、あっそうかっていう閃き、問題にぶつかっても必ずブレークスルーするまで諦めない粘り腰、そして人間的成長が生まれてくるんだと思います。
しかしこれだけ時代が多様化し、ものが溢れ、未来に対しての希望を持てていない人間が多くいる世の中で
日本の中でコミットメントできる人材が枯渇しているんじゃないかなと最近感じています。
例を挙げれば国のTOPマネージメント(経営者的な見地から)が国政選挙を前に未来へのコミットメントではなく、過去の火消しに奔走し敗北、そのあと明確な説明責任を果たさず継続し、挙句の果てに戦う姿勢を失ってしまう。
また明確な戦意喪失理由への説明責任を果たさない!
これでは国民、若者、子供がそれをみて男としてかっこいい、ついていきたい、ロマン、憧れをいだけるのか!
強い憤りを感じざるを得ない出来事でした。 熱くなってすいません。。
でも逆説的に言うと「コミットメントできる人材が枯渇しているということはするだけで注目集められるし、またステップを経て信頼形成することで大きなチャンスがある」って思うんですよね。
ということでコミットメントって結構いろんな側面がある言葉だと感じませんか?
総合すると
「コミットメントがあるから戦略が生まれるし、コミットメントできる人間が未来を切り開く」
んだと思います。
固い決意、志、夢なんかが支えるコミットメントが未来を大きく切り開いていくんなじゃいかと、
このサイトでご紹介しているWEBコンサルタント達は皆社内でも大きなコミットメントをしている人材の集まりであり、お客様の未来を私どもの領域で切り開く、そして当社フリーセルの未来を切り開く人材でもあると手前味噌ながら自負しております。
その下で働く多くの社員のなかでも、小さなコミットメントの達成により成長し信頼されるということを強く意識して日々のお客様に真剣にぶつかっていって欲しいと考えています。
(若いんだし失敗とか恐れずどんどんコミットしまくって欲しいって願いもあるんですが。。)
当社におきましても、よりお客様・関係取引先に大きなコミットメントができる会社になれますよう、切磋琢磨自己研鑽してまいりますので温かいご期待とご指導ご鞭撻をお願いいたします。
ありがとうございました。
2007年9月22日 木村 裕紀