アメリカ視察出張所感 3 Google

投稿者:木村 裕紀

2008/10/20 15:30

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こんにちは

 

 

さて今回も9月19日から24日でアメリカ、シリコンバレーに視察出張の所感の第三弾を記載していきたいと思います。

 

今回はざっくりとした旅行記のような感じになってしますが、キャンパス視察にいったGoogle社に関して記載をしていきますのでお付き合いの程宜しくお願いいたします。

 

P9230588.JPG

 

 

 

P9230592.JPGまずは感想として

日本にはこんな会社ないなっていうスケールと風土の違いを感じました。

 

部分的にしか見れていないですが何が相違しているかというと、

・会社が大学のキャンパスのようになっていて、エリア内に多数のキャンパスが点在し大変に広大であること

・キャンパス内にビーチバレー場などのような屋外福利厚生施設が社員向けにあること

・食堂などがキャンパス内のあちこちに点在していて、カフェのようなコミュニケーションスペースが多数

・大学のキャンパスのような雰囲気で午前中であるのに自由にキャンパス内にスタッフがいること

・様々な人種の方がいて、自由闊達な空間だったりGoogleカラーのパラソルなんかが彼方此方にあり非常に自由で開かれた雰囲気であること

・全てのキャンパスに併設された大規模な駐車場(日本の郊外のショッピングセンターみたいな感じ)があり、皆スタッフが車出勤していること

・カリフォルニアの大きな青空と大地に根ざして広大なキャンパスがあり、本当に日本でいう会社ってイメージとかけ離れた

「自由」「クリエイティブ」「自律」「自己主張」なんていうキーワードを感じさせる空間と環境でした。

 

下の画像は幹部の愛車でしょうか!?

ポルシェのケイマンSという車種ですが、アメリカ西海岸はナンバープレートにカバーをつけてメッセージを発したりするカルチャーがあるのですが、

I,m Feeling Lucky   Google とあり 私は幸運を感じている Google

って自分の働いている会社への深い愛情と自身がみなぎってておもしろいなと感じました。

 

 

 

 

写真.jpg

とまあキャンパス内歩いているだけでも、カルチャーショックというか、スケールの違いというか、世界一の検索の会社の

懐の大きさみたいなものを感じて大変有意義でした。

 

自分のリソースの3割はクリエイティブに注ぎ込め!みたいな話をGoogleに関して聞いたことがありましたが、実際あんな開放的かつ素敵な空間で優秀な人材が自助の精神をもって切磋琢磨したら凄いものが産まれてくるのは当然だなって感じました。

 

当社もAdwords広告でいえば150アカウント程度を日本の市場で広告出稿しており彼らのビジネスの推進を協力させていただく立場です。

普段お客様にご提案していたり、自分自身が検索をしていて当たり前の存在でしたが、ここから世界中に影響力を発信しているんだな、また当社も多少なりとも影響を受け、意識しながらビジネスをしていることを思い実際に足を踏み入れてみると大変感慨深いものがありました。

 

これだけ広大な空間で多様な人種がそれぞれの仕事を自由闊達に行うことで最終的には、Google社からの様々なサービスが生まれ消費者に世界中で受け入れられ、ブランドと企業価値が出来上がっていることを感じ、Googleの企業理念やビジョン、行動指針などが気になって帰国後すぐに調べてみました。

Google理念

ネット業界の世界的なリーディングカンパニーであるGoogle本社に触れることが出来た体験は大きな刺激となり、今後の自社の事業の成長の限界を自分達で決めてはいけないなと感じ、改めて高い事業意欲を持つことが出来ました。

 

西海岸では毎年多数のWebマーケティング関連のカンファレンスなどが行われているようですし、当社も日本における「中小・ベンチャー企業向けWebコンサルティングのリーディングカンパニー」となり、いずれはアメリカ発の新技術、サービスなどを日本にマーケットイン出来る会社に成長してシリコンバレーのIT企業と真剣に取引できるようなステージに至りたいものです。

 

3回に分けて記載してまいりましたが、非常に刺激になり、また生の情報を得て、スケールの大きさを感じということで今当社が立っているところで益々の精進をしていかなければならない気持ちになり、大変勉強になる視察となりました。

 

お付き合いいただきありがとうございました。

 

それでは失礼いたします。

 

平成20年10月20日 木村 裕紀