可能性の力

投稿者:木村 裕紀

2010/12/08 12:46

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こんにちは

 

 

2010年も師走を迎え、1年の速さを肌で感じる今日この頃です。

 

今月は特に速そうなんで、今月のコラムをさっそく寄稿します。

 

昨日は、2011年4月入社の新卒社員14名を招き、内定者勉強会と夜は既存社員との交流を兼ねて懇親会を実施しました。

 

 

私からは社長塾ということで、「成功の扉」という課題図書を用いて、ディスカッションとビジネスマンとして幸せに成功する為の大切な考え方を伝えました。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/482070785X/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

 

この本は20代の私の生き方の基準に大きな影響を与えた本です。

 

シンプルなメッセージですが、

 

 

「何かを成し遂げようとするには、必要なことはすべて進んで実行する自発的な態度が必要である。」


参考 http://www.web-consultants.jp/column/kimura/2008/03/post-8.html

 

旅立ち(自分こそ人生を思い通り動かす主体であるという認識)から

目的地(願望や目標の達成)
に向かうまでに必要なのは二つの要素だけです。

① 明確な目標
自分の夢や人生の目標を明確に心に描き、顕在意識、潜在意識レベルまで自分の明確な願望を落とし込む

② 献身
自分の願望をどこまでも追い求めていこうと
いう固い信念、固く、揺るぎない信念

 

というようなことが書かれております。

 

 

20代は株式や、貯金に投資するくらいなら、

 

「自分自身」 「時間」 「行動(成功も失敗も含めて沢山)」

 

に投資するべきだと考えており、自己投資は自分が自分に裏切らない限り、一般的な投資、貯金よりよほど大きな利回りを個人にもたらすと感じております。

 

 

営業の仕事は、毎月勝ち、負けがはっきりする仕事です。

 

営業の仕事とは、

 

「お客様の企業価値の向上をご支援するサービスを通じて、その対価をいただくことで、結果として会社に売上・利益をもららすこと」

 

 

また、サービスをご提供するだけでなく、常にお客様の満足度を高めていく必要があります。

さらには、そうした連続性の中で、自分自身の人間力と仕事力を高め続ければなりません。

 

 

ここまでが営業の仕事です。

 

 

と社内のコンセプトブックでも定義(基準設定)しています。

 

営業の成長のためのご飯は、

 

達成がご飯⇒良いお客様とのお付き合い、自信、実績、正しいスキル、ノウハウの習得が栄養になり⇒お腹いっぱいになることで⇒成長しもっと大きな達成(ご飯)を食べたくなる

 

と考えております。

 

 

そして、毎月根拠のないところから、目的、目標への必達意識、情熱、執着心に根差した自分の行動力で達成をしていくことの連続性の中で、

 

「可能性を信じる力」 がつくと考えています。

「未知の自分の可能性、組織の可能性」

 

これを前向きに設定し、根拠がない時から信じる力を学べるという意味では、営業以上の仕事はありません!!

 

こんな時代なんで、自分や仲間を信じ続ける気持ちはとても大切だと思います。

 

 

内定者にこんな話をしました。

 

内定者感想抜粋

・自分自身で道を切り開くために、今後は限界より目標をしっかり定めて取り組んでいきたいと思いました。

・短期間でも明確な目標をつくって断固たる決意で行動していくことを今からしようと思いました。

・物売りではなく、付加価値を振るコンサルタントは、押し売りではなく、想いで伝えれば誰でもできるということが分かりました。

・「自分自身」「時間」を最大限自分に投資し、明確な目標、成し遂げたいことを設定できるよう残りの学生生活の密度をあげたいと思った。

・すきま時間を使って、さらに自己投資をし、明確な目標をもって行動する

・これからの長い人生、思い通り動かせるように、しっかり今日の学びを意識したい

・「意志の力」の重要さが身にしみた。目標を持ち、質の良いビジネスマンになりたい

・明確な目標と献身の大切さが理解できた

・お客様が成長することが喜びと思える仕事をやることが大事だと思いました

・本の良い読み方をこれから実践して自分のものにしていきたい

・今日学んだことは、かなりコアなマインドだと理解した。いかに継続力をもてるかがこれからの勝負だと考えます

・具体的に考えることが大切であり、そこに向かう決意があれば良い方向に進んでいくことに大変共感しました

・日々どこに向かっているのか、何のために仕事をしているのかということを感じ、予測外のこと、壁にぶつかった時も、全てを「成長の機会」と捉えていけるような自分でありたいと思う

・目標のために今からできることも沢山あり、残りの学生生活をただ何となく過ごすことのないようにしたいと感じた

 

こんな具合です。いくつかと思いましたが、内定者も本コラムを読むことを考えると全員の感想を記載してしまいました・・・ 親ばかの親心でしょうか・・

 

研修や講演をする際は、読後感といいますかどんな意図を引き出し、何を感じてもらいたいという意志をもって常にやります。

 

 

20代は草食系、守り、積極性がないなどの論調もありますが、

当社の内定者は違うなー

というか、素直な心で吸収する能力、感じ取る感性の平均値が、むしろ30代よりよほど高いと感じました。

 

 

素直な心

感性

コミュニケーション力

 

重要なビジネススキル(人間力)です。

 

 

フリーセル第11期の可能性を大きく感じるひと時になり、私も勉強になった有意義な時間でした。

 

 

 

末筆となりますが、2010年も残りわずかとなります。

 

2010年のフリーセルも、たくさんのお客様、お取引様、株主様、監査法人様、主幹事証券会社様に支えられ、時に叱咤激励を頂戴しながら成長して参りました。

そして社内のスタッフ全員が「プロフェッショナル」への追求をすることで、厳しい環境化でも堅実に成長し、筋肉質になった1年でした。

 

皆さまに心より御礼申し上げます。

 

2011年の皆様の益々のご発展を祈念致しまして本年最後のコラムとさせて頂きます。

 

2010年12月8日  木村 裕紀