株式会社フリーセル 第10期末を迎え

投稿者:木村 裕紀

2011/03/31 09:47

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はじめに、この度の大震災で、被災されたご関係者の皆様には、
心よりお見舞い申し上げます。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
そして、ご遺族の方々、ならびに被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い被災地の復旧がなされますよう、お祈り申し上げます。

また弊社お取引先、お客様も東北地方に多数おられます。
復興に向けて、弊社としてもできる限りの努力を続けてまいります。

フリーセルは、本日3月31日をもちまして、第10期を終えます。

今回のような大きな自然災害を前に、人間の力の無力さと、力強さの両面を感じます。

被災地の御苦労、ご心労は計り知れません。

同じ国内の、これだけ近くで多くの方が苦しい思いをされておられて、
個人として直接できることの少なさに情けなさを感じています。

日常当たり前にあること、仕事ができること、当たり前が如何に恵まれているのかが
強く理解できます。

そして経営者として、一瞬にして様々なものが崩れる現実を前に、
ベンチャー企業が10期の歴史を終えられたことに対して、深い感謝の念をもちます。

改めて、人と人との助け合い、思いやり、心遣い、愛情の大切さ、自分が出来ること
を考えています。

そして、これからの復興には多額の公的資金がかかります。

その資金を支えるのは、税金ということになります。

税金は
国税・地方税の税収内訳

となっており、所得税、法人税が多くを占めております。

多くの個人、法人の復興に向けての前向きな頑張りが、これから長きに渡り問われ続けることになります。
愛国心が問われ続けることになります。

そして現在は原発の問題もあり、対日直接投資、観光、輸出などにも大きな影響がでてきております。

短期的には、輸出、観光、対日直接投資が厳しいことが予測される現在、
我々日本人1人1人がより一層真剣に価値を発揮し、納税することで
国難を救わなくてはなりません。

国家、国民の総力を結集して、乗り越えなくてはならない状況です。

政治のリーダーシップで、今こそ官民、国民ひとりひとりを、大きな方向性にまとめ、限りなくある日本国の潜在ポテンシャルを引き出してもらいたいです。

会社でも、経営者のリーダーシップが問われ続ける場面です。

多くの周りの経営者の声を聞いていても、今こそ自社の本業を貫き、
厳しい環境下でも絶対に屈せず、雇用を守り、収益を守り、被災地に、国に、
個人として、法人として出来ることを真剣に考えておられます。

 

 

 

このような最中、10期の節目を迎えます。

多くのお客様、社員一同、多くのお取引先様、株主様、外部よりご指導ご鞭撻頂ける様々なパートナー様に支えられ、今日に至ることができました。

心より御礼申し上げます。

「共存共栄の精神で世の中に新たな価値と笑顔を創出します」

という企業理念を胸に強く刻み、これからの10年も真摯に経営して参ります。

平成23年3月31日  
株式会社フリーセル 代表取締役社長 木村 裕紀