激動の2011年を終えての所感

投稿者:木村 裕紀

2011/12/29 15:56

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こんにちは

 

 

早いもので本日で年内の営業は最終日となりました。

年末を迎え、所感とご挨拶のコラムとさせて頂きます。

 

 

2010年~2011年は、当社ビジネスにおいて激動の時期となりました。

 

 

業界環境の急激な変化、外部環境の悪化の中、ベンチャー企業として成長の壁である「200人30億の壁」の突破に挑んだ変革の時期となりました。

 

 

結論は半期で16億を超える売上となり、今期で確実に突破出来る流れになりました。

 

厳しい環境化で成果を上げる為に、考えられる限りにおいて、全方位的に課題を発見し解決し、事業を進化、深化させる施策を打ち、フリーセルが存在しなくてはならない存在意義を掛けての戦いであったように思います。

 

 

社内のリーダー向けにも、言ってる私もいやになりかけるくらい、同じ話をし続けて、訴え続けた時期もありました。

 

 

3年前位に、あるメンターに言われた言葉があります。


「エクセレントカンパニーを目指すなら、絶対にフリーセルがなくなっては困るのだというものを考え出せ!」

 

という言葉です。

 

 

当時はハイペースでの毎期増収増益が当たり前だと考えていた時期の為、お恥ずかしながらこのまま大きくなっていけば自然とそうなるものだと考えていました。

しかし、今となってはこれは「量、企業スケール」だけにフォーカスした考え方であり、

「質、企業ブランド、クオリティ」に徹底フォーカスした考え方で無かったと理解できます。

 

 

厳しい経済環境、業界のビジネスモデルを根底から改めるような事象、震災等で生命の有難さ、人の絆の有難さ、仕事を持ち、ビジョンを持てることの有難さ、こんなことに向き合いながら成長を目指すことは、勢いとスピード、マーケティング一辺倒では到底出来ないことです。

 

2011年の経験は、企業や個人の限界、限界と感じた所からフォーカスを変えてイノベーションが生じるという追い込まれることの厳しさと効用を感じる体験となりました。

 

 

このような時期を過ごしたことで、会社の全ての組織、サービスが数段上質になり、自社の事業領域におけるコアバリューが確立して参りました。

 

自社の創造した事業領域で強いコアバリューがあれば、あとは強いベンチャースピリットをかけ合わせることで、大いなる成長が出来ます。

 

 

激動のマクロ環境の中、ビジョンを持ち、多くの仲間と共にビジネスが出来ることに感謝の心を持ち、今年1年を終えたいと思います。

 

本年も多くのお客様、お取引先様、ステークホルダーの皆様に支えられて成長し無事に1年を終えることができました。

 

お世話になった皆様に心より御礼申し上げます。

 

2012年の皆様の益々のご発展を祈念致しまして、本年最後のコラムとさせて頂きます。

 

 

平成23年12月29日  木村 裕紀