上半期を終えて 新5ヶ年ビジョン
投稿者:木村 裕紀
2012/09/29 13:16
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こんにちは
フリーセル第12期も早いもので、本日で上半期最終日となります。
簡単に今上半期を振り返るコラムを記して参ります。
フリーセル第12期の経営テーマは、
「全員アウトスタンディング」
です。
中小ベンチャー企業向けWebコンサルティングNo,1企業として、
outstanding 傑出した、実に優れた企業になることを掲げています。
1、 傑出したコンサルティング営業力
2、 傑出したCS力、Webコンサル力(結果創出力、顧客満足力の追求)
3、 傑出した社内成果、自己キャリアパス創出力
(構想力×実行力×実現力 をもった人財を輩出する)
を追求する意図をもって経営しています。
私は経営TOPとして、次の5ヶ年で追求すべきアウトスタンディングな新しいビジョン、戦略を生み出すことに集中してきました。
今年からベトナムに初の海外法人を出したことで、これからの時代は日本だけでなく、発展するアジアのリソースをどう経営に取り入れていけるかを考え続けてきました。
今年は、公私ともにアジアを中心に旅行、視察し、
韓国、ベトナム(ハノイ、ホーチミン)、フィリピン、マレーシア、カンボジア、シンガポール、香港などの国を回り、現地の生の状態や企業視察、経営者との面談、学生と触れあったりして、それぞれの国の実情、進出メリット、デメリット、税務、国の考え方などを学び、自社が出来ることなどをイメージしてきました。
そして、
「日本とアジアの発展に貢献するマーケティングソリューションカンパニーとなり、2017年3月期に100億円企業になる」
社是 「お客様の笑顔は会社の笑顔です」 に則り、
1万人の社長を笑顔にする企業になる
という将来ビジョン、達成の為の戦略を生み出しました。
100億企業になると言うのは簡単ですが、言った以上は必ず実現させることを考えると、やはり軽々しく口にできる数字ではありません。
大企業も含む423万日本の事業主の、上位15,400社(0.33%)のカテゴリです。
真剣に実現を考えると、Visionや戦略だけでクリア出来ない大きな壁を感じました。
これからのアジアの時代、成長市場としての魅力とコストメリットの追求、成熟した日本市場への新たな付加価値追求モデルと低コスト化、そして圧倒的な差別化軸の確立。
日本からASEAN諸国に輸出できるコンテンツ、サービスの模索。
国内市場で求められるビジネスマン像の変化、これからの10年生き残り成長する企業になる為に必要なDNAなど、多くの重要なキーワードを纏めて実現し、成長していくビジョンを考え定義しました。
そして、日本とアジアに貢献出来る社会的存在意義を定義しました。
10月13日の社員総会で社内発表していくので、まだ現時点で多くは語れませんが、これから5年追求できるビジョン、戦略が出来たことに大きな手応えを感じています。
数カ月の産みの苦しみを味わい産み出したビジョンですから、最後まで情熱と執着心をもって、必ず実現していきたいと考えています。
0から始まったベンチャーが、「中小ベンチャー企業向けWebコンサルティングNo,1企業になる」というビジョンを6年の追求を経て達成し、30億を超える企業になり、そこから脱皮して次のエクセレントベンチャーになるビジョンを打ち立てていく経験を通して、ひとつ感じたことがあります。
それは企業や人間が大きく成長していくためには、
Vision 明確な将来像を描き、どこに向かって自分はやるのか?
があるのはもちろんのこと、
Why そのビジョンを実現することは、企業、個人にとって何の意義があるのか?
が大切だということです。
経営者として悩みや苦しみを味わった半期を通して、大いなるVisionとWhyを持てたこと、とても有意義な半年であったと感じています。
この半年間も多くのお客様お取引先様の支えと、スタッフ一人一人の日々の尽力で、収益と企業価値を成長させることができたことに感謝し、上半期を終えたいと思います。
ありがとうございました。
平成24年 9月29日 木村 裕紀