本年の振り返りと年末のご挨拶

投稿者:木村 裕紀

2012/12/28 13:26

この記事は約3分で読むことができます。

こんにちは

 

 

 

早いもので2012年は本日が最終営業日となります。

今回は、年末のご挨拶と本年の振り返りをするコラムに致します。

 

 

本年は2006年から6年以上に渡って追求を続けた

 

 

「中小・ベンチャー企業向けWebコンサルティング市場を立上げ、No,1企業になる」

 

という経営ビジョンを達成し、

 

新たな

「日本とアジアの発展に貢献するマーケティングソリューションカンパニー」


 

として、

2017年3月期売上100億、営業利益10億、アジア含めグループ10社、経営陣30人超の価値創造を実現する

 

 

という5カ年ビジョン、経営計画を策定した一年となりました。

 

 

 

少し回想してみます。

2007年12月12日私の30歳誕生日に書いていたコラム

を確認すると、設定より2年多くかかってしまいましたが、売上30億を突破し、創りたかった新しい市場と市場価値を創ることができたと感じております。

 

当時は売上が毎期3億⇒6億⇒12億⇒21億(08年3月期)と倍々に近い成長を続けているイケイケな時期で、2010年3月期には30億を突破し、新市場カテゴリを創造できると考えていました。

 

しかしリーマンショック後の不況、中小市場での信用収縮などの影響で、主力ビジネスの売り上げが半減したり、目標の未達成が全部署常態化して赤字転落したりと、厳しい市場環境の中で全てのビジネスモデル、全社組織、戦略、販売手法、戦術のイノベーションを1年半かけて実行して再建しました。

 

 

「危機」とは危険の危と機会の機の両側面がある。

 

 

ということで、余分にかかった2年間の危機対応のお陰で、ビジョン達成後の新たなビジョン創造においては、スケールの大きなものが描けるようになったと感じております。

 

そして6年かけてひとつのビジョンをやり通して達成し、次の大きなビジョンの創造をする体験を経たことで得たものが沢山あります。

 

 

 

その中でも大きなものは、企業発展における不易の部分です。

 

ベンチャー経営を発展させる3原則

1、優秀な人材を採用し、教育、環境により人財にする

2、自社にとっての優良顧客を明確に決めて、良いお客様と末永く取引する

3、自社とパートナーシップを結べる一流の取引先と仕事をする

 

 

この辺りの体験的ノウハウをテーマに、来年前半には書籍を出して、新たな価値を中堅、中小・ベンチャー企業に提供していきたいと考えています。

 

 

 

本年も多くのお客様、お取引先様、ステークホルダーの皆様に支えられて成長し無事に1年を終えることができました。

 

お世話になった皆様に心より御礼申し上げます。

 

2013年の皆様の益々のご発展とご多幸を祈念致しまして、本年最後のコラムとさせて頂きます。

 

 

平成24年12月28日  木村 裕紀