Yahoo!プロモーション広告が広告掲載ガイドラインを変更!医療機関が勝つためには?

投稿者:セールスマーケティング部

2014/02/17 15:04

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2月3日より、Yahoo!プロモーション広告に医療広告ガイドラインが完全に適用されました(新規で出稿する広告は1月6日より適用済み)。

■医療広告ガイドライン(厚生労働省)

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/kokokukisei/dl/shishin.pdf

Yahoo!プロモーション広告を利用していた医療機関にとって、頭を悩ます内容ではないでしょうか。

これまで記載していたテキストや写真で、上記に抵触するものは削除・修正しなければいけません。

大幅な変更を余儀なくされる医療機関も多いことと思います。

では、どのようなことが抵触するのでしょうか?

以下に代表的なものを記載します。

①術前術後の写真

いわゆる、施術事例(Before-After)のことです。

Before-After写真の量を競っていた医療機関は多くあると思いますが、今後は掲載ができなくなります。

また、術前のみや術後のみの掲載イラストや動画での掲載も不可となります。

②著名人の使用

“人気モデルの○○さんも体験!”などの記載ができなくなりました。

「○○ちゃんがやっている施術だから、私もやりたい!」というユーザーを取り込むことが難しくなったのではないかと思われます。

③他院との比較

モラルの観点から大々的に行っている医療機関は多くはないと思いますが、比較ができなくなります。

「他院よりも○○!」という表現が使えないため、差別化が図りにくくなったのではないでしょうか。

④体験談の掲載

モニター体験談などの掲載ができなくなります。

「体験談を読んで、私も施術しようと思いました。」というユーザーが少なくなると思われます。

⑤費用の強調

キャンペーンなどの打ち出しができなくなります。

「今なら○○円が××円に!」という、これまでよく見受けられた記載が、医療機関のWebサイトから姿を消すのではないでしょうか。

※ただし、一般価格と割引価格が併記されていない場合は、広告掲載可能になることがあるようです。

⑥医師の談話

○○医師が勧める施術など、その施術の説明やメリット・デメリットを医師が伝えることができなくなりました。

「権威である○○先生が言うのだから…」というユーザーを取り込むことは難しくなるでしょう。

これらはかなり細かい項目のため、審査が追いついていないのか、抵触しているにもかかわらず広告出稿が見受けられる医療機関もあります(2014年2月4日現在)。

ただ、これは時間の問題だと思われますので、やはり先手を打って修正しておくべきです。

このような記事を書いていると、「こんなことをしたら、他院と差別化できないじゃないか!」という声が聞こえてきそうです。

そのご意見、一理あると思います。

しかし、医療広告ガイドラインは全医療機関に適用されるため、他院も同じ条件です。

そのため、今後は知恵やアイデアが勝負を左右すると考えています。

例えば、審査が通るギリギリのラインで医療広告ガイドラインを遵守したLP・ミニサイトを制作する、バズマーケティングを実施する…など、できることは多いと思います。

弊社には医療広告ガイドラインに詳しいWebコンサルタントやコンテンツマーケッターがおります。

気になる方はぜひ一度、弊社のWebコンサルタント・コンテンツマーケッターまでご相談くださいませ。

おまけ

「お客さんにいかに来てもらうかよりも、どんな気持ちで帰ってもらうかのほうが大事」

出典:「看板のない居酒屋」では、店員がみなイケメンに育つ(ダイヤモンド・オンライン)

http://diamond.jp/articles/-/44383

上記は、以前に私が感銘を受けた記事です。

お客様に「また来たい」と思ってもらい、その口コミが広がるような素敵な医療機関を目指すことで、ガイドラインの変更にも左右されない強い経営ができるのではないでしょうか。

【編集担当:小寺 信一郎】

Webコンサルティング