行動心理学から考えるユーザーにモテるサイトコンテンツの作り方
投稿者:Webマーケティング部
2014/03/28 17:39
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ディレクターの永田です。
今回は、行動心理学シリーズ第2段として、サイト制作に役に立つ行動心理学をまとめてみます。
みなさんは、Amazonや楽天で買い物をしようとするとき、何を参考に商品を選びますか?私は必ずレビューを参考にします。スマートフォンにアプリをインストールするときも、必ずレビューをチェックしてからインストールします。知らないものを買ったり、インストールしたりするのは不安なんですよね。
それって私だけじゃないよね?と思ったら、やはり人はみんなそういう心理を持っているということが分かりました。
社会的証明
このような現象は、心理学用語で「社会的証明」と呼ばれます。
これは、
「皆が良いと言っているものは=良いもの」
「皆が行っている行動=良いこと」
と、私たちが思う気持ちのことです。
他人の行動・言動を見て、自分も行動をするということです。特に、自分の選択に確信がないときは、この傾向が出やすいと言われています。
たとえば、あなたがデジタルカメラの知識が少なければ、POPに記載されたランキングNo.1の商品を買うかもしれない。デジタルカメラの機能を確かめずに、家電量販店のスタッフのオススメ商品を買うかもしれない。ということです。他人が良いと言うものは、社会的に認められたものだと判断してしまうんですね。
この社会的証明は、昔からマーケティングに応用されてきました。
・ECサイトにレビューを載せる
・映画のCMで観た人が感想を伝える
・本の帯に推薦者の絶賛コメントをでかでかと載せる
・健康食品の広告にお客様の声を載せる
など、枚挙にいとまがありません。
つまり、これは社会的証明を利用した集客は効果があるってことですよね。
だったら、Webサイトにも積極的に用いる他ありません。
社会的証明をWebサイトに応用すると
・人気ランキング
・大企業のバナー
・レコメンド(他の人はこんなのを見ています)
・推薦文・メディアで取り上げられた実績・レビュー
・お客様からの感謝の声
・体験談
・他者からの評価
・事例紹介(クライアントの感想・意見)
業界的には掲載が難しい場合もありますが、私がディレクションをする際は、クライアントにできるだけ協力してくださいと伝えています。こういうコンテンツがあれば、社会的証明の効果を利用して、ユーザーをコンバージョンまで誘導しやすくなってくるはずですからね。
【編集担当:永田】