中小企業におけるオウンドメディアと顧客管理CRM

投稿者:Webマーケティング部

2014/10/15 16:39

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オウンドメディアマーケティングを始めるうえで欠かせないのが
コミュニケーションチャネルと連携する顧客管理CRMとなります。

今回は、オウンドメディアプラットホームの構築における根幹となる
顧客管理CRMについて、その構築におけるポイントをお伝えしたいと思います。

まず、CRMの根幹は、顧客の情報データと行動データを蓄積したデータとなります。
これらのデータに対してパーソナライズ化したアプローチを行い、LTVの観点より
顧客の価値創出を最大化させていくことが大切です。

中小企業にとって、オウンドメディア上での活用を目的としたCRMの設定において重要なのは、
Webサイトへの訪問者を顧客に育てるリードナーチャリングの考え方に基づいたCRM設計です。

企業の認知度、ファンの母数の形成が少ない中小企業においては、
商品やサービスに興味を持ってくれたユーザーのリード情報を獲得し、
その後、ユーザーとの接触を継続することによって契約・受注に至ります。

そのために、自社の商品やサービスに興味を持ってくれたユーザーが
どのような属性のユーザーのかを確認したうえで、
そのユーザーが「調査段階」「検討段階」「意思決定段階」のどの段階にいるのかを把握し、アクションプランを整理します。
調査段階にいるユーザーと検討段階にいるユーザーでは
必要としている情報、企業に求めるアクションも変わってきますので、
そちらに合わせたコンテンツを用意する必要があります。

まずは、ユーザーの段階のプロセスに合わせた受け皿が社内に用意されているのかをチェックしてみましょう。

意外とプロセスに不足しているコンテンツが見つかるはずです。

次に、相手の属性と状態に合わせて情報を出し分けるよう、コンテンツを整理していきましょう。
成約に向けたマインドの醸成が行われるコンテンツを、オウンドメディア上で用意することが大切です。
このコンテンツ整理では、Webサイト上のページに限らず、チラシやパンフレット、
アウトバンドマーケティング等を含めたコンテンツの準備を検討する必要があります。

最後にコンテンツがそろったら、ナーチャリングをしながら更に詳細なリード情報を
獲得していくことが大切になってきます。こちらのマーケティングに関しては
ツールを用いて自動化することもできますが、特にBtoB企業などにおいては

対面型営業など個々のユーザーへのアプローチが必要となってくるケースもあります。

以上の工程を、ユーザーの意思決定や購買プロセスに合わせて設計する必要があります。

フリーセルでは、

興味や共感・購買マインドを醸成するコンテンツを企画したい、
オウンドメディア戦略をもっと詳しく知りたい、
という中小企業様のお悩みにお応えしています。ぜひ一度ご相談ください。

【編集担当:小田】

Webマーケティング