スマートフォン用Webサイトについて
投稿者:制作部
2012/08/01 20:31
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巷ではそろそろ新しいiPhoneが秋頃に発売されるなど噂されておりますね。
勢いが留まること無くスマートフォン市場が成長していることは言うまでもありませんが、
皆さんはiOSとandroid、どちらが使いやすいとお感じですか?
使用感で言えば、正直好みの所も多いと思いますし、インターネットで検索すれば様々な比較結果がありますのでここでは割愛させて戴きます。
では、「使いにくい」と感じる事はどの様な事でしょうか?
これは所有する人のライフスタイルや使用目的によっても異なってきますよね。
私は携帯電話に求めるものは、通話機能と簡易的なインターネットの利用なので、
通常の通話をするだけであれば、iPhoneでもandroidでも無く、正直ガラケーが優れていると感じています。
※時代遅れな発言ですが。
反面、ガラケーの不便な所は沢山あります。
まず、ネイティブアプリが殆ど使えません。まして他のデバイスとの連動などもかなり難しいです。
通信速度も遅いですし、多くの文字入力に適した端末ではありません。
ダメな所を洗い出せば、沢山出てきます。また、他のデバイスやサービスとの連携は非常に苦手です。
Appleなんかはその辺のトータル的な提案をしているのも良いな等と感じていますし、そこが魅力なんでしょうね。
スマートフォンには、様々なネイティブアプリがありますし他のデバイスやサービスとの連携も非常に優れていると感じています。
移動端末単体での性能というより、周辺環境も含めて「便利さ」を考えていく時代になってきたと実感しています。
その様な「便利さ」を追求する中、そろそろ浸透してきたHTML5にも関心を持たないといけないなと感じております。
技術系の方は、「今更」な話だと思いますが、これだけスマートフォンが普及し、異なるOSの問題を解決するのはやはりWebサービスが優位である訳で、長期的に見れば結局のところネイティブアプリは、以前ガラケーに様々なアプリを搭載していたが、結局はWebサービスが隆盛するのは当然のセオリーだと思います。
技術系ではない私にはこの程度の大きな流れしかわかりませんが、企業のWebサイトは、スマートフォンサイト、PCサイト、モバイルサイトと分かれていますが、ゆくゆくはひとつに統合されるのだと思います。
そうなった場合、システム側ではひとつのWebサイトと認識しアクセスする端末ごとに表示を変えていく事になりますが、ここで大切なことは
「情報設計」
になります。
既に多くの企業様がスマートフォン向けサイトを構築されていますが、PCサイトの様に、黄金率の様な情報設計がまだまだ少なく、なんとなくスマートフォン化しているサイトが多いと感じています。
しかし、これは当然のことだと感じています。
ユーザー側もスマートフォンの活用法が定まっていないというか、進化を続けているからだと考えています。
ですので、必要なことは、出来るだけ多くの経験値を得ることではないでしょうか?
TOPページのボタンの配置やキャッチコピー、最も興味をもたれているページ等、スマートフォンからのアクセスによるデータを蓄積して、様々な工夫を行っていくことが必要だと考えています。
弊社でもスマートフォン向けのソリューションを複数用意しております。
簡易的なものから幅広く対応できますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せください。
PC用のWebサイトもそうでしたが、最初から大成功というWebサイトは殆どありません。
時代の変化を汲み取り、時代最適させ、データを蓄積することです。
最適化されたサイトをご自身で利用し、「不便だ」と感じたところに、成功のヒントが隠れているはずです。
【編集担当:紀井】