パンダアップデートとは?SEO勉強中の方向け
投稿者:セールスマーケティング部
2015/07/21 13:21
この記事は約4分で読むことができます。
Googleのアルゴリズムのアップデートで有名なパンダアップデートがあります。企業のWEB担当者様やSEOの勉強をし始めた方は、確実に抑えておきましょう。
パンダアップデートとは?
高品質なコンテンツが含まれるサイトの検索順位を上げ、低品質なコンテンツが含まれるサイトの検索順位を下げるために実施された、Googleのアルゴリズムのアップデートです。
日本では、2012年7月(英語圏では2011年1月)に導入されており、2013年に手動更新から自動更新になりました。
更新頻度は、明確には決められておりませんが、月に1回くらいのペースだと言われています。そのことに触れた記事もあるので詳しく知りたい方は以下の記事もご参考下さい。
パンダアップデート、今ってどんな更新してるか知ってる?
http://www.web-consultants.jp/column/4435/
【パンダアップデートとペンギンアップデートの違い】
他にもGoogleのアルゴリズムアップデートで代表的としては、パンダアップデート以外にペンギンアップデートが有名です。これは、検索エンジンを騙し、上位表示を狙うサイトを排除するアルゴリズムです。パンダアップデート、ペンギンアップデートも結論としては、低品質なサイトが上位に表示されないようにするためのアルゴリズムになりますので、合わせて覚えておくことをおすすめします。
Googleのペンギンアップデート
http://www.web-consultants.jp/column/942/
それでは、何故パンダアップデートが実施されたのか、その背景から学びましょう。
背景から学ぶことで、Googleの検索エンジンの考え方の理解にも繋がり、SEO対策を考える上で非常に大切になります。
【パンダアップデートが導入された背景】
パンダアップデートが行われる以前は、ユーザーにあまり価値のないコンテンツを保有するサイト(重複コンテンツや内容が薄いページなど)がドメインのパワーやコンテンツの量という理由だけで、SEOの上位を占めていました。
Googleは、ユーザーの利便性やユーザーに有益な情報を提供することを第一に考えているため、こうした低品質なコンテンツを除外し、ユーザーに有益な情報を届けるために行われたのが、パンダアップデートです。
では、どんなコンテンツを作ればいいのかを考えていきましょう!
【どんなコンテンツを作ればいいのか?】
パンダアップデートが行われたことにより、重複コンテンツや内容の薄いページでは、Googleの考えに合わないということがご理解頂けたかと思います。
では、具体的にどのようなコンテンツを作ればいいのでしょうか。
専門性が高いこと
その分野における専門家が書いたコンテンツを載せて、誰が書いたかを明示することで、ユーザー目線で内容への信頼や説得力が高まり、結果として評価に繋がりやすくなります。
コンテンツに独自性がある。
他社と同じコンテンツばかりだと、他社と差別化が図れず、ユーザーに飽きられてしまいます。書き手の意見や見解を書くこともそうですが、実際に調査、分析した内容をコンテンツに盛り込みましょう。
例えば、インタビュー記事や調査内容をグラフで集計するなど、内容や見せ方を工夫したコンテンツを意識して作ることで、訪問したユーザーの満足度が高まりやすくなります。
SNSや自分のブログで拡散されるようになると、次第に評価も高まります。
コンテンツの品質が高いこと
コンテンツを作る際に、急いで作られたものではなく、論理的に説明され考えて作られたコンテンツであるかが大切で、もちろん誤字脱字や文法ミスも品質の低下に繋がります。
また、平均ページ滞在時間、直帰率、自然検索流入数、アシストコンバージョン数などを組み合わせて、ユーザーの行動を分析しコンテンツを改善していきましょう!
【最後に】
パンダアップデートについて理解は深めることはできましたでしょうか。根底の部分にGoogleは、ユーザーの利便性やユーザーに有益な情報を提供することを第一に考えており、その考え方のもとでアップデートを行っております。
SEOを意識したコンテンツの制作やサイトの運用を行う場合は、ユーザーのことを考えて行うようにしましょう。
【編集担当:片岡 慎太郎】