アップセルとクロスセルでLTVを上げていこう!!
投稿者:Web戦略室
2016/01/12 14:52
この記事は約4分で読むことができます。
こんにちは、新人マーケターのAsamiです。
3連休は、どのようにお過ごししましたでしょうか?
ニュースで成人式の模様がやっておりましたが、みんな若々しくていいですね。
私なんて、何年前の事か…自虐!!
さて本日は、アップセルとクロスセルを行う事によって、どのようにLTVに関わってくるのかを説明していこうと思います。
目次
1. LTVの概要
2. アップセルの概要
3. クロスセルの概要
4. アップセルとクロスセルを行う事によってのLTVの効果
5. 最後に
1.LTVとは?
LTVは、英語でLife Time Valueと表記され、日本語訳すると「顧客生涯価値」という意味になります。
BtoCの場合、1人のお客様が自社の商品・サービスを生涯どれくらい購入してくれて、結果いくらの利益をもたらしてくれたかという指標の事です。
BtoBの場合、1社の顧客と自社が取引を始めてから終わりまでの期間で、どのくらいの利益をもたらしてくれたかという指標の事です。
LTVが上がるという事は、1人のお客様が何度も商品・サービスを購入してくれるという事です。リピートしてくれる顧客にたいしては、販売管理費が下がるので利益率も高くなってきます。
2.アップセルとは?
ラーメン屋さんの例で例えると
私は、味噌ラーメンが好きなので、600円の普通の味噌ラーメンを注文しました。
すると定員さんが、「50円追加するだけでデラックス味噌ラーメンに変更できますがどうしますか?」と尋ねてきてくれました。
50円追加するだけで、何かとても美味しそうな名前だし、具の量も多くなるしゆで卵も付いてくるし…
と、まんまと定員さんの口車に乗せられ、デラックス味噌ラーメンを注文しました。
これがアップセルです。
いわゆる、購入したい商品・サービスより、より上質であったり多機能なものにアップグレードしてもらう事です。
3.クロスセルとは?
それで、デラックス味噌ラーメンを注文したのですが、
またまた、定員さんが「ランチタイムですと100円追加で餃子も注文できますよ。」
と教えてくれました。
100円でおいしそうな餃子5個は確実に安い気がします。
思い切って、頼んでしまいました…。(明日からまたダイエット始めなきゃ、と思いつつ)
これが、クロスセルです。
いわゆる、購入したい商品・サービスに関連のある別の商品・サービスを追加購入してもらう事です。
4.アップセルとクロスセルを行う事によってのLTVの効果
LTVの効果をお話しする前に、少し話をまとめてみると
最初は、600円の普通のみそラーメンを注文する予定が、
いつの間にかデラックス味噌ラーメン650円になり、
餃子追加で、合計で750円になってしまいました。
そうしたら、定員さんが「また次回来てくれた時にこれと同じメニューを600円で注文できるチケットお渡ししますね。」と言ってチケットをくれました。
これは、上手いですねー。
味もおいしいし、定員さんは優しいし、何しろ750円のメニューが600円で食べられるチケットをくれるなんて、リピートしないわけがないですね!!
(なおこの物語は、私の妄想ですのでご注意ください。お店は実在しておりません。笑)
これで各々の定義は、分かって頂いたかと思います。
では、アップセルとクロスセルを行う事によって、LTVに対してどのような効果があるのでしょうか?
まず、(BtoCでお話しさせて頂くと)LTVは1人のお客様が生涯でいくらの利益をもたらしたかの指標になるので、
アップセルを行う事によって、より高額な商品・サービスを購入して頂ければ客単価が上がります。そうすると、必然的に利益率が高くなります。
今回の例は、利益率が高くなるかは不明ですが…。きちんと、利益率が高くなるように計算して下さいね。
またクロスセルを行う事によって、購入しようと思っていなかった商品・サービスを追加で購入して頂ければ、これもまた単価が上がり、必然的に利益率が高くなります。
これを繰り返し、またCRMを行う事によって、顧客と良好な関係を築き、リピートしてもらい、LTVを上げていく事が出来ます。
目の前の売上にしか見えていなければ、押し売りになってしまい、単発の顧客になってしまう可能性があります。
これを防ぐためにも、長期的に顧客になって頂けるよう、人それぞれに合った対応が必要となってくるでしょう。
そうすると、自然にLTVもあがってくるでしょう。
5.最後に
これで、アップセルとクロスセルを使ってLTVを上げる方法についてご理解頂けましたでしょうか?
気になる点等何かあればコメント頂ければと思います。
これからも、このブログを読んで頂ければ嬉しいです。
よろしくお願い致します。
今回参考にしたサイトは、下記の通りです。
たろろぐ「スカイツリーから学ぶ、アップセルとクロスセル」
社長の理恵袋「アップセル・クロスセルでLTVを上げる」
マーケティング用語集Wiki
新人マーケターAsami
【編集担当:Asami】