サービス別コラム

HubSpotが大好きなWeb戦略室の河島です。

Webサイトの多くにはメールフォームが使用されていると思いますが、今回はHubSpotのフォーム機能をご紹介しようと思います。

以前ご紹介しました「フォーム送信から自動返信メールを送る一連の流れの設定｜HubSpot Marketing softwareの使い方」にもつながる内容になりますので、こちらも是非御覧ください。

フォーム機能の特長

通常、フォームを使用したいWebページにはそれぞれ個別にフォームのコードが必要になりますが、HubSpotのフォームはHubSpotで作ったWebページはもちろん、HubSpotを使っていない静的なWebサイトやWordPressのようなCMSで作られたWebサイトにも埋め込むことができます。HTTPSを使ったセキュアなWebサイトにも使用できます。

また、同じものを複数箇所で使用したり複製して部分的に改変したりすることもでき、Webの技術者でなくても簡単に扱えることができることも特長の一つで、かつ効率よく作業をすることができます。

フォーム機能で出来ること

様々な設定をすることができます。

などがあり、これらを紹介していきたいと思います。

フォーム機能の作成

フォーム作成の一連の手順をご紹介します。

まず、「新規フォームを作成」をクリックし、フォームに名前をつけます。

送信ボタンテキストの設定

Webページの内容に適した送信ボタンのテキストを設定できます。

入力項目（フィールド）の追加・選択・編集

名前やメールアドレス、会社名などメールフォームを使って収集したい入力項目を設定します。よく使われるものはあらかじめ用意されているものから選べますし、新しく追加することも出来ます。左側が利用できるフィールドで、使うものは右側にドラッグ&ドロップで移動できます。

フィールドの順番もドラッグ&ドロップで入れ替えることができます。

入力項目（フィールド）個別の設定

フィールドの入力例を表示するプレースホルダーというものの値などが設定できます。

クッキーの設定

クッキーとはWebブラウザ内に保存される情報のことです。HubSpotにとっては重要な情報になりますので、無効にしないようにしましょう。

ロボットによる自動フォーム送信回避機能(Captcha)

ロボットによるスパム行為を防ぐための認証機能を使用することができます。以下の画像のように、クリックしないとフォームの送信ができないというものです。

フォーム送信の通知用メールアドレス設定

フォームの内容はHubSpot Marketing softwareに保存されますが、通知を送ることもできます。その通知を送るメールアドレスを入力します。

フォーム送信後にユーザーに何を表示するかの選択（ページ遷移 or メッセージのみ）

外部サイトに埋め込む場合の、サンクスページへのページ遷移とメッセージの表示のどちらかを選ぶことができます。

フォーム埋め込みコードの生成

作成したフォームはHubSpotで構築したWebページにはもちろん使用できますが、それ以外のWebページでもフォームのコードを埋め込めば使用できます。

完成したフォーム

あらかじめCSSで見た目を整えています。

埋め込んだフォームに対しての見た目の調整もできるので、それぞれのWebサイトのデザインに合わせたフォームを実現できます。

Webサイト全体をHubSpot Marketing softwareで構築するのはちょっとハードルが高いという方はまずはフォームの設置だけでも利用してはいかがでしょうか？

HubSpot Marketing softwareは見込み客の管理に関しても最適なツールですので、コンタクト情報を収集するだけでも次の施策に繋げやすいというメリットがあります。是非活用してみてください。