ホーム > サービス別コラム > SEO > 9/23 ペンギンアップデート実施の発表！リアルタイム更新へ

ペンギンアップデート4.0更新！
Googleからのペンギン更新発表はこれで最後に

ペンギンアップデート「2015年9月に数週間以内に更新」と言われながら
2016年9月にやっと更新されました！

前回の更新は2014年10月17日。
年に1度は更新されてきていたのでとても久しぶりの実施です。
約2年弱も間を置いたのは今回から導入された「自動化」というところの難易度を図り知ることができます。

1.ペンギンアップデートとは？

ペンギンアップデートとは、外部リンク構築を行って不正に検索順位を上げようとしているサイトを取り締まるアップデート。
簡単にご説明すると「SEO会社に任せておけば順位が上がるリンク対策」を取り締まるような
Google検索の仕組みのことです。

Googleをだまして順位を上げていたサイトは取り締まりの対象となります。
ペンギンに「捕獲」されてしまったサイトは検索順位がどーんと落ちることが多いです。

2.今回のアップデートは今までの更新と何が違う？

【今までとの違い】コアアルゴリズムに組み込まれ、自動化されるようになった

コアアルゴリズムとはその名の通り検索の仕組みとなるアルゴリズムの「中核」となっているところ。
つまり、基盤やベースのようなもので
随時さまざまなアルゴリズムが入れ替わり立ち替わりしていても
「コアアルゴリズム」に導入されているものはずっと影響を与え続けます。

少し説明が難しくなってしまうため噛み砕くと、

<今までのペンギン>

「導入しますよ！」の掛け声で人の手で開始/終了ができる。
つまり「ペンギンアップデート中」という期間がわかるもの。
「終了しました！」となれば、ペンギンに捕獲されることはない。
取り締まり実施期間みたいなもので、それ以外の時期にはペンギンは現れない。

<これからのペンギン>

「導入しますよ！」からずっとエンドレスで実施される。常に取り締まり実施期間です。
今回の更新からは終了されることはない。
(※もちろんコアアルゴリズムから排除されれば別。)

という切り分けです。

3.これからのペンギンアップデート対策はどうする？

ここは非常にシンプルな考え方です。

「リンク対策を使用したSEOはこれからどんどん難しくなる。」

だからこそ
リンク対策に頼らず、サイトの中身をより良くすることに注力する必要があります。
リンク対策の難易度は今後どんどん高くなり続けるはずです。

一度ペンギンに捕まった場合は違反箇所を直さない限り元の順位には戻りません。
つまり
リンクを外した状態にして、ペンギンのアルゴリズムにOK！と判断して貰わないと
一生ペンギンでの順位下落要素を持ち続けることとなります。
サイト内の設定に誤りがないか、競合よりもユーザーの役に立つコンテンツを用意できているか、
ユーザーが使いやすい状態にサイト導線や構成が整っているか、
コンテンツの量は十分におかれているか、等が今後のカギとなります。

4.注意頂きたい点：リンクの価値がなくなるわけではない

SEOの人工リンクが使えなくなる、価値がなくなる、上がらなくなるという話の流れで
リンクの価値がなくなるということと同義と判断される方も少なくはありません。

ここでお伝えしたいことはリンクの価値がなくなるわけではない。
SEO対策用の人工リンクへの取り締まりが強化され続けるので
リスクが高まり対策が難しくなるためリンク対策が効率のいい方法ではなくなるということなのです。

Googleは外部リンクがついているサイトを評判がいいサイトなんだな、と判断することにはなんら変更はありません。
SEOでのリンクの価値が終わるわけではないということです。

必要となることはサイト外からの評判が高くなるような素敵なコンテンツをたくさん用意して、
見やすい構成にしつつ、Googleからのチェックも受けやすくなるように設定についても最適化しましょうということです。

長くなりましたが最後に、
リンク対策の必要があるサイトとは過不足をリンクで補わなくてはならない状態になっているのかと想定されます。
リンクの対策は弊社に限らずほとんどの会社でご契約期間が切れてしまうと取り外され
サイトにはなにも残らない施策となってしまいます。

サイトにとってプラスにならないことへお金を投資するのであれば、
ぜひともサイトの資産として残るような対策を行っていただいたほうが
サイトの持ち主となる方々にもよいかと考えております。

「何をすればいいのかわからない」「自然検索からの集客を強化したい」
こういうニーズをお持ちの方はお気軽に弊社までご相談くださいませ。

戦略企画課 岩重 TEL：03-5457-1329

【編集担当：営業本部 戦略企画課 岩重 有美】