HTMLメール配信時に確認したいチェック項目

投稿者:コンテンツ編集課

2017/03/04 01:34

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誤配信

メール配信におけるツールの機能や精度は日々成長を続けており、メルマガ配信担当者ののメール配信業務を助けるさまざまな便利な配信ツールが巷には溢れています。
一方で、どんなにツールが進化しても、メール配信における誤送信はなくなりません。メールの配信については一度メールがユーザーの手元に送られてしまったらもうそのメールを修正することは出来ません。メールの誤送信は企業の信頼に関わる重要な項目になります。今回はHTMLメールの配信を行う際に注意する項目についてまとめました。

誤字脱字・各種リンク推移のチェックを行う

メール制作をするときに多くの誤りがあり、注意しなくてはならないポイントが誤字脱字やリンク先の誤りです。些細な誤字脱字や漢字の変換ミスであれば、文脈によりただしく判断してくれることがありますが、提供する情報の根幹となる部分(例えば値段や日付、連絡先等)に誤りがあった場合は、メール価値自体に大きな影響を与えてしまいます。
最新の注意を払ってチェックを行いましょう。また、内容チェックのときには、合わせて文脈やパラグラフに抜け漏れがないか、矛盾が生じてないか、全体を通しての構成に誤りがないか確認をしましょう。

メルマガ配信に必要な要素の抜け漏れを確認する

配信されるメルマガは本文の内容の他にユーザーにとって必要となる様々な要素で構成されています。そのようなメールで情報を伝える際に付随する要素について、それぞれのポイントを確認しましょう。

ヘッダーに入れておきたい要素
  • HTMLメールが開けない人に向けた代替措置
  • メールの返信に関する注意喚起
  • 誰を対象としたメールであるかのアナウンス
フッターに入れておきたい要素
  • メールに対するお問い合わせ窓口
  • 個人情報の取り扱いに関する表記
  • メールの停止手続きを行う表記
  • メールに心当たりがないときの対処
  • メールを識別するID
  • メールの発行元及びコピーライト

主要メール受信環境での表示のチェックを行う

HTMLメールはメールを受信する環境により、表示が大きく異なることがあります。メールの配信対象者が良く利用するメール環境に合わせたチェックを行いましょう。特に近年のメール受診環境を考えると、スマートフォンなどモバイル環境での表示についても意識して制作、チェックを行うのが良いでしょう。
また、Webブラウザなどのシェアランキングはさまざまな会社がデータを出しています。このようなデータも参考にして見ましょう。

WebブラウザシェアランキングTOP10(日本国内・世界)更新日:2017/2/13

配信するメールの設定項目を確認する

メールの設定項目

メールのタイトルは正しいタイトルになっているか

メールのタイトルはユーザーの興味を引く重要なポイントになります。タイトルの内容に誤りはないか、十分に確認を行いましょう。タイトルにおける誤配信のケースは、確認のためのテストメールを送った際【テスト】という文言を件名につけて配信を行っており、そのまま本番の配信にも【テスト】の文字が残っていた、といったことも考えられます。配信の直前にしっかりとメールタイトルの確認を行うことをチェックの項目に設けましょう。

メールの差出人の表記及びアドレスは正しいものになっているか

メールの差出人をどのようなメールアドレスや表記とするかについてもメールを配信する上で重要なポイントとなります。複数のアカウントを管理している場合では特に注意が必要となります。

配信先のチェック

配信前には配信先のリストが正しいものであるかを確認しましょう。配信ツールなどでリストを自動抽出したときにも、条件が間違っていないか、配信対象となるリストを今一度確認することが必要となります。また、本番配信するときには必ず配信メンバーがメールを受け取れるようにリストに受信アドレスを設定しておきましょう。実際に配信されたメールが正しいものであるかを確認することが可能となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。送ったら取り消すことが出来ないメールの配信ボタンを押すと言う行為は、何度経験しても緊張するものです。配信を行う前に正しいチェックを行い、誤送信が起きるリスクを減らすようにしましょう。


【編集担当:小田】

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