SEOに効果的な被リンクとは?確認ツールやペナルティについても解説します
投稿者:セールスマーケティング部
2018/09/18 19:14
この記事は約8分で読むことができます。
こんにちは!
デジタルマーケティング部SEOチームの片岡です。
今回は、SEOの外部対策としてよく聞く被リンクについて解説していこうと思います。
被リンクは、SEOに本当に効果があるのかわからない方や、まだ被リンクについて聞いたことない方にはおすすめですので、ぜひ最後までお読みください。
被リンクとは?
被リンクとは、外部ウェブサイトから自社のウェブサイトにリンクが貼られている状態を意味し、SEOにとって非常に有効な指標の一つです。
Googleはサイトの評価する際、外部からの評価を以前より重要視しており、そのための評価指標が「外部リンク」と呼ばれる被リンクです。
どのような時に使われるかと言うと、自社のサイトに共感した、ブログやサイトが自社サイトにリンクを貼り、引用として紹介するときに使われることが多いです。
このリンクが様々なサイトから貼られていたり(ページ単位ではなくサイト単位で見ましょう)、有名なサイトからリンクを受けていたりするとSEO評価が高まる傾向にあります。
被リンク がSEOに重要な理由
どうして被リンクを受けるだけでSEOの評価が上がるのか?
疑問に思う方もいるかと思います。
被リンクをされているサイトは、Googleから人気なコンテンツであると認識されます。
様々なサイトで紹介されている=人気なコンテンツ=ユーザーにも有益なコンテンツ
と判断されるため、SEOでも上位表示されやすいです。
ペナルティを受ける悪い被リンクとは?
それなら、サイトをたくさん作って被リンク増やせばSEOの順位は上がるの?
と考えた方もいるのではないでしょうか。
サイトにもよりますが、それは良い被リンクとは言えません。
ここからは、ペナルティを受ける悪い被リンクと理想的な被リンクについて紹介していきます。
もうすでに、ペナルティを受けていると心当たりのある方は、以下の記事に判断方法や解除方法が載っているので読んでみてください。
記事:http://www.web-consultants.jp/column/5696/
具体的に悪い被リンクと言われているのは、以下の内容になります。
リンクを目的としたリンク集サイトからのリンク
5・6年以上前のGoogleはクローラーも今よりも性能が低く、順位を決定するアルゴリズムが外部リンクの数と質を今以上に評価していたため、各サイトは様々な方法で被リンクを得ようとしていました。
その中の一つとして流行った手法が、用意されたリンク集サイトに登録することで、無料かつ簡単に被リンクを得るという手法です。
しかし、リンクをひたすら紹介するリンク集サイトは、ユーザーにとっては価値が低く、数多くのアップデートが行われてGoogleのクローラーもかなり精度が高くなった現状においては、リンク集からのリンクだけではサイトは順位が上がりづらくなっています。
現状はむしろ、順位が上がる可能性よりも、質の低いサイトからリンクを受けているとしてサイトに不当な評価を与えてしまう可能性の方が高いため、リンク集の活用は現在行わないほうが無難でしょう。
また、本人は何もしていなくても、海外からのスパムサイトが大量に自社サイトの貼られてしまい、ペナルティを受けることもありますので、ツールを使ってスパムリンクが貼られていなか定期的にチェックをしましょう。
ワードサラダで作られたコンテンツからのリンク
ワードサラダとは、自動で生成されているテキストコンテンツで、特徴として文法的には間違えてないが、文章が破綻しているものです。
数多くの文章を作ることができますが、現在の検索エンジンではほとんど見たことがありませんので、そのようなコンテンツからのリンクやページを増やしてもSEOの効果はなく、むしろペナルティを受ける可能性が高くなるので気をつけましょう。
1サイトからの大量のリンク
サイトと関連性があって、しっかりしたコンテンツを書いたサイトを1つ作ってそこから
いっぱいリンクを貼ればいいと考えた人もいるかもしれませんが、これも自演リンクなのでペナルティの対象になります。
被リンクのドメインが分散していないため、自演リンクと判断される恐れがあるのでこのような取り組みも行わないようにしましょう。
SEOに効果のある被リンクって何?
悪いリンクの例をまとめると、リンク集やワードサラダなどの「ユーザーにとって質の低いサイト」からのリンクが質の悪いリンクだということがわかりました。
逆に考えると、「ユーザーにとって質の高いサイト」からのリンクが、質が良い・SEO効果も期待できるリンクと言えるでしょう。その一例を以下でご紹介します。
更新頻度の高いサイトからの被リンク
更新頻度が高いサイト自体がSEOでも評価が高くなります。
新しく記事、コンテンツの追加やリライトを行うため、クローラーの巡回頻度も高くなるからです。
そして、被リンク先にもSEOの効果が受け渡されるので被リンクを受けているページのSEO評価も高くなります。
ただ、リンク元がSEO的にも評価されている場合なので、適当なページを作って評価を高めても意味がありません。
たくさんのドメインからリンクされているサイトからの被リンク
権威性の高い有名なサイトからのリンクは、被リンクを受けるとSEOの評価は高くなります。
例えば、WikipediaやYahoo!知恵袋のような誰もが知っているサイトからの被リンクはGoogleも権威性の高いサイトからのリンクということで、そのページの評価も自然と高くなる傾向にあります。(今は制度がなくなりましたが、かつてはYahooに自サイトを登録することでYahooからリンクを貰うという手法が全盛期でした)
自社と関連性の高い被リンク
権威性の高いサイトからの被リンクは、SEOでも評価が高くなります。
地域に特化した、店舗ビジネスをしている方は地域のポータルサイトで紹介されることも関連性が高くSEOの評価が見込めるポイントです。
また、最近はサイテーション(引用や言及)という言葉もでてきております。
サイトへのリンクが無くても、サイトや記事について言及されていれば、間接的にSEOの効果も出てくるものです。
例えば、SNSで記事の紹介などがされている場合がそれに当たります。
SNSはnofollow設定されているので、リンクをつけてもSEOに直接効果はありません。
ただ、SNSでシェアやリツイートなどが多い記事は、権威性が高い記事と判断されるため、
間接的に評価が高くなります。
nofollowについて知らない方は以下の記事を参考にしてください
URL:
いかがでしたでしょうか。
関連性があり、権威性が高いサイトからの被リンクがSEOでも効果的なことがわかりましたでしょうか。
次からは、被リンクの調べるツールについて紹介していこうと思います。
自社にどのような被リンクが貼られているか確認して、ペナルティを受けないように気をつけましょう。
被リンク確認ツール紹介
定期的にチェックするために、被リンクの確認ツールをご紹介いたします。
他にもいろいろあるので、調べてみることをおすすめ致します。
Googleが提供しているサーチコンソール
Googleの検索結果でサイトのパフォーマンスを管理することができるツールです。
被リンク調査する以外にもツールはございますので、サイト管理者の方はサーチコンソールで調べてみ見てください。
ここでは、新サーチコンソールで被リンクの調べ方について記載しております。
「リンク」→「上位のリンクの元サイト」→「詳細」の順番にクリックすると外部リンクの一覧が出るため、CSVではき出してリンクをチェックしていく方法があります。
新しいサーチコンソールでは、旧版と比べるとリンク数は減っているものの精度が高くなっているようなので、使ったことがない方は、ヘルプ記事を参考にして利用してみましょう
被リンクの数やドメインの分散数がわかりやすい「ahrefs」
以前、ドメインパワーについて調べる時に紹介したツールです。
被リンクについて勉強している方は、合わせてドメインパワーについても勉強しておきましょう。
以下に参考記事を載せておきます。
URL: http://www.web-consultants.jp/column/5676/
ahrefsに被リンクを取りたいサイトのURLを入れて、サイトの上部にある「被リンク」をクリックすると下記のような画面になります。
右上のエクスポートのボタンを押すと貼られている被リンクについて確認することができます。
他にもツールはございますが、この2つがよく使われているツールですので、一度お試しください。
ただ、どちらのツールも正確にすべてのリンクがわかるわけではないことだけ頭に入れておいてください。
まとめ
被リンクについて理解していただけましたでしょうか。
被リンクは、質の悪いリンクを受けるとペナルティを受ける一方で、関連性や権威性の高いサイトからのリンクは、効果を発揮します。
そうした、質の高いリンクを貰うためには、ユーザーが求めるコンテンツ制作が必要になります。
弊社でもそうしたコンテンツの作成を行っておりますので、ご興味のある方は一度ご連絡をお待ちしております。
【編集担当:片岡】